北海道のあらゆる産業を支える港湾都市です
新富士駅は、国際バルク戦略港湾の最寄り駅として、重要な役割を果たしてきました。もともとは、製紙工場のためにつくられた駅で、原料となる木材が膨大に運送されていたものでした。
すでに廃駅となっているものの、本格的な貨物専用線が3種類同じ場所で機能してきたことは、新富士駅の沿革を語る上で絶対に外せません。現在も貨物専用線は1路線だけ残っています。
現在も製紙工場は残っていますが、最近はそれ以外の工場の活動も顕著です。北海道最大の穀物の輸出入が実施されているほか、石油工場が数種類操業されています。また、単なる物流の拠点や生鮮食品の卸売市場なども存在します。
もっとも駅の南側は、普通の宅地などが主流を占めています。人口密度が高いわけではないため、建物の間隔もどちらかといえば窮屈ではない状況でしょうか。新富士駅を出てからバスに乗り換えたくなった場合は、付近の乗り場にてくしろバスを待つことになるでしょう。
新富士駅は、JRの根室本線に所属する駅です。快速列車は停車しないのですが、釧路駅と事実上隣り合っています。この隣駅で降りて待てばつかまえることは簡単です。その向こうには東釧路駅がありますが、この駅は釧網本線への乗り継ぎ地点としてよく使われています。
根室本線はあまり乗り換え場所がありませんが、発着駅である滝川駅まで行けば、函館本線を利用できます。また、その途上に現れる富良野駅で下車した場合は、富良野線への乗り換えが可能です。
新富士駅は現在、職員が派遣されない体制に入っています。利用率は低下していることがその一因でしょう。数年前に調査が実施されていますが、1日ごとの乗客数は300人を割り込んでいる模様です。
新富士駅の近くで介護施設に入居したいなら、駅の北側が探す場所の中心となります。駅からまずは3キロ以上向こうを、じっくりと探していくほうが時間を無駄にしないでしょう。駅から楽にアクセスできる範囲には施設は少ないか、または定員に達しているためしばらくの間待機する必要があるかのどちらかになると推定できます。
施設のジャンルに関しては、グループホームがいちばん見つけやすいでしょう。しかし介護付き有料老人ホームも今なら見ものです(コスト面ではそれなりの額を要求されるきらいがありますが、幅広いサービスを準備しているため、さまざまなタイプの高齢者に対応してくれる点がセールスポイントとなっています)。

















