「東武イーストモール」ができて買い物が便利になりました
北見市は、昭和後半に人口が急激に成長した都市でした。その時代は、近隣の土地または遠隔地から人の流入が途絶えることがありませんでしたが、その流れで土地の郊外化やベッドタウン化が進みました。愛し野駅が発足したのも、北見駅とその中心市街地に通いやすい場所を選ぶ市民のニーズに応えるためでした。
もっとも愛し野駅は目下、住宅街に取り囲まれているわけではありません。人家が立ち並ぶ場所は、駅から数分歩いたところにあります(駅から見ると、東西両方向に宅地が存在します)。愛し野駅のプラットホームに降り立ったときに、視界に真っ先に飛び込んでくるのは農地の姿でしょう。逆に言えば、人が暮らすスペースと緑が残るスペースが上手に共存している地域だと評価できます。
愛し野駅は国道39号線のすぐそばにつくられている駅。駅から南西に少し進むと、十勝オホーツク自動車道が見えてきます。また北海道道1024線にもアクセスしやすいです。バス乗り場は、駅付近に1ヶ所設けられています(北海道北見バスが運行しています)。
愛し野駅は、JRの石北本線に所属する駅です。下り方面に50キロ近く移動すると、終着駅である網走駅に到着します。網走駅は釧網本線と接続しています。発着駅である新旭川駅までは180キロ以上離れていますが、宗谷本線に乗り換えたいときは目指す価値があります。新旭川駅の2区間先には旭川駅が所在していますが、この駅は富良野線および函館本線への乗り換え地点として名高いです。
愛し野駅は、現在北見駅の管理下にあります。駅員は週日派遣されません。朝方などは利用客がいるものの基本的には利用率が著しく低く、快速特急も停車しません。急いでいる乗客は、北見駅で一時下車して「快速特急きたみ」を待つことがあります。
愛し野駅を中心にして介護施設を探したいなら、駅から5キロくらいの範囲を目安にするとよいでしょう。ただし最初のうちは、2~3キロくらいに狭めて探してもよさそうです。見つかりやすい施設のジャンルといえば、真っ先に名前が浮上するのはグループホーム。それ以外なら、サービス付き高齢者向け住宅などが考えられそうです。
料金体系に関しては、平均してリーズナブルな価格に設定されています。月額使用料は、特段に安い場合なら10万円前後になりますし、少し高くても20万円に届かないことが多いです。入居一時金は高くて10万円くらいで、安いときならまったく払わなくてよい可能性があります。





