路面電車の車庫がある場所。安い施設は周囲に点在

車両の点検やトラブル発生時のダイヤ変更などに備えて、一部のプラットホームが長くつくられている点が特徴です。車庫の中は普段は厳重に管理されていますが、毎年7月に開催される「路面電車感謝祭」の最中は一般客に開放されます。鉄道ファンの間ではこのイベントは有名で、この日に合わせて本州などからやってくる人もいるということです。ユニークな装飾を施された車両が数多く保管されていますから、普段は鉄道に興味がない人でも自然と楽しめるイベントだといわれています。
駒場車庫前停留場の周囲は静かな土地で、市内では珍しく平凡な建物などが点在する風景ばかりが広がっています。しかし函館バスはこの停留場の前にも(同名の)乗り場を設けています。近接する停留場と同様に、駒場車庫前停留場も北海道道83号線に乗り入れやすい位置にあります。
駒場車庫前停留場は、函館市電の中では起点となる湯の川停留場と3区間離れた位置に所在しています。その手前には、湯の川温泉停留場があります。温泉が嫌いな高齢者はめったにいないものですが、駒場車庫前停留場の近辺に住みつくならその点はやはり大きなメリットになりそうです。
反対方向に目を向けたときに、このような目立つ遊興施設に近い停留場は、おそらく五稜郭公園前停留場でしょう。この場所は函館を代表する観光スポットですが、住民にとってもしばしば気晴らしを求めたい心情のときに利用されています。
駒場車庫前停留場の周囲で介護施設を探すなら、3キロくらい離れた場所を目安にして探すとよいでしょう。それよりも近い範囲に絞り込むと、施設数は少な目になってしまう恐れが強まります。見つけられる施設の区分は、サービス付き高齢者向け住宅がいちばん多く、それ以外についてはグループホームや住宅型有料老人ホームが多少建てられている印象となります。
施設ごとの特徴は少しずつ異なるため、直接見学や体験入居に出かけたほうが好ましいのですが、ひとつ共通点があります。それは、入居コストがほとんどの場合安く上がることです。少し高めの場合でも、月額使用料と入居一時金どちらも20万円を超えません。少し高めのアパートを借りる感覚で入居できると書いてもよいでしょう。