市の名物「ウロコダンゴ」はいまだに大人気です
山地に囲まれた上に特別豪雪地帯として有名な、深川市。しかしその点に加えて、石狩川が豊かな水を供給している点を活かした水田の多さでも有名です。この地区の中心市街地として機能してきたのが、深川駅とその周辺です。
市役所など主要な公的機関や金融機関の支店などは、深川駅の四方に集中するように所在しています。大病院なども駅の周囲で簡単に探すことができます。深川駅を出てから、各方向にしばらく歩くとやがて人の気配がない水田地帯などに突入します。
深川駅は国道233号線や北海道道57号線・281号線・284号線・875号線などに近い位置にある駅です。バス乗り場は駅前のほか少し離れた場所に分けられて設置されています。乗り入れているバスを運行しているのは、JRバスグループのほか北海道中央バス・空知中央バス・道北バス・沿岸バスなどです。
深川駅は、JRの路線が2種類乗り入れている駅です。函館本線の管内では終着駅である旭川駅に近く、4区間しか離れていません(距離にすると、30キロ以上離れているのですが)。旭川駅では宗谷本線・富良野線・石北本線への乗り継ぎが可能です。反対方向では、いちばん近い乗り換え先は滝川駅です。3区間進むと登場する滝川駅で下車すると、根室本線への乗り換えが可能です。
留萌本線の管内では発着駅という立場になります(そのため、全種類の列車に乗り降りできます)。乗り換え可能な駅は皆無ですが、留萌管内の各地に行きたいときは実用的な路線です。
深川駅の利用率は、以前から小規模な上下を繰り替えしています。しかし大きな変化は近年起こっていません。1日ごとの乗客数の推移は、今世紀に入ってからずっと900~1100人の間にとどまっています。2010年代に入ると1000人を割る年が目立ってきており、近い将来にはっきりとした現象に転じるかもしれません。
深川駅がある場所は、何キロも離れると人家などがいっぺんに見当たらなくなるという条件を持つ土地です。しかし、駅から10キロ近く離れた場所にも評価の高い施設は存在しますので、駅から遠く離れた場所もいちおうチェックしたほうが無難です。
もちろん、無理やり駅から遠ざかる必要はありません。駅から3キロ以内を探すだけでも、多くの数の施設にめぐり会えます。施設の種類については、グループホームが中心ですがサービス付き高齢者向け住宅や下位語付き有料老人ホームなどに出会える機会が、現在徐々に増えているようです。








