呉港、そして海上自衛隊呉造修補給所貯油所に近い場所です
20世紀がはじまって間もないころに建造された、吉浦駅。開業から四半世紀の間は、安芸郡の旧吉浦町において貴重な役割を果たしてきた鉄道駅でした。呉市は海上自衛隊の拠点があることで有名ですが、戦前から軍需産業などが周辺で発達していました。
駅の南側は、徒歩数分で海岸にたどり着きます。市街地は主として駅の北側につくられてきましたが、山地が近いためその領域は広島呉道路の手前までに限られています。駅の東方向については、海岸線沿いに移動していただけば魚見山の向こう側にある市街地にアクセスすることが可能です。吉浦駅は国道31号線を使いやすい位置にあります。駅前のバス停留所にてお待ちになる場合は、広電バスの路線にお乗りになれます。
吉浦駅は、JRの呉線に所属しています。快速列車については、「安芸路ライナー」が停車する駅に選ばれています(「通勤快速」についてはご乗車できません)。2区間境にある呉駅から先は、2種類の快速どちらも停車します。
終着駅である海田市駅とは8区間離れています。この海田市駅では山陽本線へのお乗り継ぎが可能となります(山陽本線の管内では、広島駅と3区間しか離れていません。したがって、可部線や芸備線、山陽新幹線などのご利用が簡単に実現します)。発着駅である三原駅まで足を伸ばしていただく場合も、山陽本線や山陽新幹線へのお乗り継ぎはできます。
吉浦駅の利用率は、今世紀がはじまる前から低下の一途をたどってきました。1日あたりの乗客数を割り出しますと、1999年までは1600人を上回っていたことがはっきりとします。それからわずか2年後になると、1500人未満に落ちました。その後は、微増という結果になる年がときどき出ていますが、長い目で見れば減っています。2014年には今世紀初となる1400人未満を記録しました。
施設のタイプに関しては、サービス付き高齢者向け住宅や介護付き有料老人ホーム、グループホームなどがメ多いエリアになっております。お安い施設をお望みの場合、月額使用料は低価格のところで10万円を軽く超える程度になります。








