高地にある駅として、さかんに喧伝されています
この10年間で、駅舎の内外にエレベーターが相次いで新設された八本松駅。駅を出るとロータリーなども設置されていますが、以前からリニューアルを要望する声がほうぼうから上がっていることから、現在は駅前の本格的な整備計画が検討されているところです。駅に降り立つと、どの出口を通った場合でもとにかく周囲の森林の大きさや豊かさが目につきます。憩いを大切にする向きには申し分ないロケーションでしょう。その一方で、数十年前から都市開発が繰り返し行われていることもこの土地の魅力となっています。駅の南口には銀行の支店が多いのですが、北口にはちょっとした商店街が延びています。八本松駅の所在するエリアは、車両通行に優れている土地柄です。国道486号線や県道67号線・46号線などを快適に利用できます。駅前でバスに乗りたいときは、芸陽バスの路線を使うのがおすすめです(もっとも、JRバスグループの路線も一部で使われていますが)。八本松駅は、JRの山陽本線の管内にある駅です。隣駅は現在、瀬の駅と西条駅ですが2017年からは西条駅との間に寺家駅が新たに設置されます。西条駅から2区間先にある白市駅まで、行くと、岡山方面を目指しやすくなります。反対方面については、7区間先に広島駅が登場します。芸備線・呉線・可部線といった在来線に加えて、山陽新幹線への乗り換えが考えられます。広島市内の移動については、広島電鉄の本線を使うという手が有効でしょう。八本松駅の利用率は今世紀に入ってから、不規則に上下しています。もっとも、大幅な上昇や下降に展開した至った形跡はありません。1日あたりの乗客数は、2007年から4年連続で5000人を上回りましたが、それはどちらかといえば例外のようです(そのほかの年は、ずっと4700~5000人の間で推移してきました)。八本松駅の近隣で介護施設を探すときは、時間がかかることがあります。駅の近くから遠く離れた場所まで、施設がとびとびにつくられてきたという印象が強い地域であることは否定できません。駅へのアクセスが便利な施設に入りたいなら、2キロ圏内でよく探してみるとよいでしょう。あまりその点を重視しないなら、5キロ以上離れた施設にも注目してみることがおすすめです。施設のタイプについては、サービス付き高齢者向け住宅・介護付き有料老人ホームなどが中心のようですが、どのタイプについても入居費用があまり高額にならないという共通点があります。




















