美濃焼で有名な土岐市の中心市街地での快適な暮らし
改札口を出たところに陳列されている美濃焼の逸品「時雨」および巨大な抹茶椀がシンボルとなっている、土岐市駅。土岐市を代表する鉄道駅として1世紀以上機能し続けて今日に至ります。駅の周辺には市役所や市民文化会館をはじめ数々の公営施設が集中しています。それ以外の特長を取り上げるなら、金融機関の事業所などが固まっている点は見逃せないセールスポイントになりそうです。駅は南北どちらの方向に直進しても、山林地帯に出くわす場所に所在していますが、限られたスペースをいっぱいに使って、市街地が形成されてきました。駅の北部、山間部の周縁地帯につくられている織部の里公園には、美濃陶磁歴史館が併設されています。土岐市駅がある場所では、駅からあまり遠くないところを中央自動車道や国道19号線、さらに東海環状自動車道が走り抜けています。駅前で乗り降りできる路線バスは、東濃鉄道および市営のコミュニティバスが運行しています。土岐市駅は、JRの中央本線に所属する駅です。管内では快速列車および2種類のホームライナーが停車する駅に指定されています。ちなみに隣接する多治見駅で降りると、すべてのホームライナーを使えるようになる上に太多線への乗り継ぎが可能となるため、とても便利です。多治見駅から3区間先へ行くと高蔵寺駅が登場します。この駅は、愛知環状鉄道線と接続している点がメリットとなっています。土岐市駅の利用率は、今世紀に入ってから小さな変化しか見せていません。1日あたりの乗客数を計算すると、過去10数年間は5500~6000人の間で推移する年が大半を占めていたことが判明します。ただし2010年代に入ってからは5500人を下回る年が報告されており、ゆっくりとではあるものの減少がスタートしている可能性が感じられます。土岐市駅がある場所は市内を代表する市街地のため、さまざまな産業やサービスが自然と近寄ってきます。しかし残念なことに、入居型の介護サービスだけはまだ充実していません。今から入居先を見つけたいなら、駅から10キロくらい離れたところまでを最初から捜索する範囲に含めてしまったほうが得策でしょう(そうしたほうが、おそらく時間を無駄にしなくて済みそうです)。施設のジャンルについては、住宅型有料老人ホームおよびグループホームなどにめぐり会えるチャンスがあると思われます。入居費用に関しては、月額使用料がとても安いです。相場は10万円前後になるでしょう。























