見つけられる施設のほとんどが、入居コストが安いです
「大垣市を代表する企業は何か?」という問いかけに対して「イビデン」と回答する人はたくさんいるでしょう。特に、養老鉄道の養老線の沿線ではイビデングループの存在感はとても強いです。イビデンの敷地内に専用の貨物線が敷設されていた場所が数ヶ所あったことからもその事実を確認できます。北大垣駅の場合なら、それはイビデン河間事業場において該当します。イビデン大垣中央工場で稼働するために北大垣駅を日常的に利用する旅客は昔から多いです。駅の周囲でこのほかに目につくところといえば、駅舎と県道231号線を挟んだ向かいにある笠木公園でしょう。もともと、緑豊かな街並みが特色のエリアですが、散歩の途中に立ち寄る場所としてはうってつけの公園です。ちなみに幹線道路については、駅から少し離れたところを岐大バイパスが走り抜けています。北大垣駅を起点にして旅程を組むときは、2区間離れた大垣駅を使うことが自然と多くなるはずです。大垣駅は、JRの東海道本線と樽見鉄道の樽見線と接続しており、絶好の乗り換え場所となります。これ以外で乗り換え場所を探すなら、発着駅である桑名駅まで向かうことになります。桑名駅はJRの関西本線・近鉄の名古屋線・三岐鉄道の北勢線への乗り継ぎができる駅です。 1点補足すると、東海道本線については北大垣駅からおよそ1キロ離れた荒尾駅にて乗り降りすることも考えられます。北大垣駅の利用率は、30年くらい前と比べるとひと回りスケールダウンしているといえます。昭和末期から平成初期にかけては、1日あたりの乗降客数が600人台、あるいは700人以上を記録していた時代がありました。しかし21世紀に入ると500人以下、または400人を下回る年が珍しくないという状況になっています。北大垣駅の周辺は、静謐な市街地でいっぱいです。このような持ち味はシルバー世代の住まいを置く場所として良好ですが、駅からすごく近い場所に建てられた介護施設はまだ僅少のようです。それでも、1キロ近く離れるとだんだんと施設の戸数は増えていきます。1~5キロくらいの範囲をくまなくチェックすることが、心から満足できる施設を見つけ出すためのポイントでしょう。施設のタイプについては、グループホームが主体的です。介護付き有料老人ホームや住宅型有料老人ホームは最近数が増えている段階です。地価が安いエリアのため、入居費用は全体を通して低額であることは大きなメリットでしょう。























