願興寺や愚渓寺、鬼岩公園などで知られている町です

岐阜県の中南部からやや東寄りに位置する、可児郡御嵩町。
加茂郡に属する八百津町の南側に所在しているほか、南側で可児市・美濃加茂市・土岐市・瑞浪市と隣接しています。
北東部と南東部でそれぞれ木曽川の南岸と接しています。
市内の半分以上の土地が山林で覆われているのが特徴です。
江戸時代までは、中山道の宿場町が設置されていました。
現在もその地域、特に市内西部を中心に市街地などが集まっています。
明治から昭和半ばまでは、石炭の一種である亜炭の採掘地として繁栄しました。
その後は、工業の誘致がすすめられため、自動車産業をはじめとした工業団地がいくつか建てられて操業を続けています。
かつて御嶽宿があった地区に足を運んでいただくと、当時の面影を残す町並みをご覧いただけます。
そのほか、願興寺や愚渓寺などが御嵩町を象徴する旧跡と呼べるでしょう。
愚渓寺は石庭の素晴らしさで定評があります。
有名な竜安寺の庭のモデルになったと目されており、御嵩町にお住まいになるなら一度足を運んでいただく価値があるでしょう。
御嵩町と瑞浪市の境界線上に、鬼岩公園が広がっています。
この公園は、国から名勝および天然記念物の指定を受けている鬼岩で名高い場所です。
そのほかツツジや紅葉などの美しさで人気の高い観光資源です。
また、約30年前から節分の日に、独自性の高い福おにまつりという祭事を実施しています。
御嵩町で列車を用いたお出かけをご希望のときは、名鉄広見線をご利用になれます。
路線バスに関しては、町営のコミュニティバスをご利用可能。
現在、この路線を運行しているのは東濃鉄道です。
幹線道路については、東海環状自動車道にお乗り入れできるインターチェンジが1ヶ所設置されています。
国道21号線のバイパスも、便利なため町民によく使用されています。
御嵩町の人口は昭和から平成にかけて伸び続けていました。
その後、1990年代の半ばにピークに達しました。
今世紀に入ってからは減少傾向にあり、2023年の集計結果を振り返ると17,775人だったことが判明します。
高齢化率については全国平均値とあまり変わらないデータが公開されています。
御嵩町でこれから介護施設へのご入居をお求めになる場合は、特別養護老人ホームやグループホームあたりにめぐり会える機会があるでしょう。
入居料金に関しては、変動制を採用している施設と固定制を導入している施設の両方を発見していただけます。