美濃加茂市の中枢となるエリア。交通網が集中しています

開業当時はまだ美濃加茂市が存在しなかったため、市名と駅名が異なりますが駅名を変える計画などは目下提案されていない模様です。美濃太田駅は現在、市役所の最寄り駅となっています。しかし極端に開発されている印象は、駅の周辺にはありません。旧中山道が通っていた場所であり、その象徴的な史蹟である太田宿をしのぶことができます。
また、「日本昭和村」という公園があるなど、時間が空いたときに過ごせる場所に恵まれています。太田病院や木沢記念病院があって健康上のアドバイザーを楽に確保できる点も、美濃太田駅の近辺に暮らす際のメリットでしょう。
美濃太田駅の近くは、国道1号線・41号線・248号線が走っており道路事情に関しても要衝といえます。駅前で乗降できるバスは多いとはいえませんが、東鉄バスと市営のコミュニティバスがサービスを提供しています。
美濃太田駅には現在3種類の路線が交差しています。JRは高山本線と太多線を運行しています。前者を使うと岐阜市から富山市までの範囲をカバーできますし、後者を使うなら可児市・多治見市に出かけられます。長良川鉄道については越美南線に乗車することになります。美濃市や郡上市などに用事があるときは使い勝手が良い路線となるはずです。
美濃太田駅の利用率は安定しているといえば安定した状況にあります。ただしJRと長良川鉄道の両方で若干の低下志向にあることは否定できません。近年の1日あたりの乗客数は、JR側で2,700~3,000人程度、長良川鉄道側で200~500人程度という測定結果が残っています。
美濃太田駅の周辺で介護施設を探す場合は、駅から近距離の範囲にこだわることは避けたほうがおそらく賢明です。施設がまとまって見えてくるのは、おそらく駅から3キロ以上離れたあたりからになります。できたら5~7キロくらい離れたあたりも、くまなくチェックするようにするべきでしょう。
なお、グループホームの建設が続いている地域のため、認知症の疑いがある場合は早めに診断書などを取得しておくことが望ましいです。そのほか、住宅型有料老人ホームなどが比較的多い地域です。