国道が2本、通り抜ける町で、車での移動はしやすいです
岐阜県の南端に位置する、羽鳥郡岐南町。愛知県とは、一宮市と隣接しています。町内に国道が2種類(21号線と22号線)通り抜けており、この2本が交差する「岐南インターチェンジ」は毎日膨大な車両が通行します。小さな自治体ではあるものの、物資の輸送や住民の移動を担う重要性を秘めた町ですが、町内には鉄道の駅が1ヶ所だけあります。それが名古屋鉄道に所属する岐南駅です。かなり昔から無人駅であり、ある時期から駅集中管理システムが導入されています。その事実からもわかるように駅の客層はかなり限られた規模になっており、名鉄の傘下にある駅の中で見ると、利用率がかなり低いほうにランクインしています。実際に、過去数年の1日あたりの乗降客数を調べると、2000人を切っている様子が見てとれます。岐南駅で下車して外に出ると、平和な住宅地がずっと続く風景に視界が支配されます。少し歩くと、いまだに農地が残る場所に出くわしますし、かなり静かで変化に乏しい土地であることは間違いありません。岐南町は車両通行が活発なエリアですが、現在駅前から乗り降りできるバスは、岐阜乗合自動車が手掛ける路線となります。タクシーについては、駅前に岐南町コミュニティタクシーが使用する乗り場が設置されています。岐南駅は、名古屋本線に所属する駅です。特急や急行などの列車はまったく停車しませんが、隣接する笠松駅で降りて待つと、快速特急や快速急行などを捕まえることが可能です。この隣駅には、竹鼻線への乗り換えもできるというまた違ったメリットがあります(直通運転が実施されることもありますが)。その次に近い乗り換え場所は、終着駅である名鉄岐阜駅でしょう。3区間離れていますが、この駅では各務原線とJRの東海道本線、高山本線への乗り換えを実現できます。岐南駅の界隈で介護施設を探したいときは、駅から2キロ圏内で探すことが最初にするべきこととなるでしょう。駅から1キロ未満にこだわると、発見できる施設数が減ってしまうのですが、1~2キロ圏内であれば選択肢はもう少し豊富になると思われます。施設のタイプについては、グループホームが圧倒的に見つかりやすいです。サービス付き高齢者向け住宅のようなそのほかのタイプは、若干数であれば発見できるチャンスがあるでしょう。入居コストについては、月額使用料が10万円台、うまくいけば10万円を多少下回る可能性があるくらいで、安く入居できる施設を見つけやすいエリアといえます。















































