のどかな田園風景の日常をご覧いただける町です

郡山市・二本松市・本宮市に囲まれています。
村内は北側から西側にかけて山地に占められており、集落は古くから東南部に集中してきました。
北西部は、安達太良山の山麓です。
この山は磐梯朝日国立公園に指定されており、高山植物のメッカとして有名です。
スキーや温泉などをお楽しみいただける名所としてもよく知られています。
大玉村はもともと、自然を身近に感じていただける場所が多い村。
三日月の滝や遠藤ヶ滝のような名勝は、とりわけ有名です。
これらの滝は遊歩道などが設置されているため、快適にご見物いただけます。
大玉村は水の美しさで定評がある村で、織井の清水や玉井の井戸、三ツ森溜池やあだたらの川などが水にまつわる名所です。
三ツ森溜池は、秋になると紅葉が色づく場所です。
また山菜を採集できる場所として近隣の住民に利用されてきました。
大玉村は史跡が多い村でもあります。
二子塚古墳や大山字二子塚、傾城壇古墳などをご見学可能です。
二子塚古墳と傾城壇古墳は、県から史跡の指定を受けました。
文化財を安置している寺社仏閣に、相応寺や十楽院があります。
日枝神社や玉井神社、天王下八坂神社に足を運んでいただくと、三十六歌仙絵馬などを見物していただけます。
大玉村は現在、鉄道が開通している自治体ではありません。
村民は昔から、車両による移動に慣れています。
もっとも、本宮市のJR本宮駅はかなり近い場所にあるため、この駅を日常的に使っている村民は少なくありませんが。
路線バスに関しては、村営のコミュニティバスのご利用が可能です。
幹線道路については、国道4号線や県道30号線・146号線・304号線などがよく使われています。
大玉村の人口は、昭和末期から徐々に増加傾向に入りました。
これは、郡山市などのベッドタウンという側面が強まった結果だろうと推定されています。
増加のペースはだいぶ落ちていますが、現在も依然として続いています。
2023年の時点で、8,762人という集計結果が発表されました。
高齢化率については同年に、27.4%を記録しました。