駅から南西の方向に、比較的人口密度が高い地区があります
2014年の7月末に、開業からちょうど1世紀となる記念日を迎えた舞木駅。現在は完全無人化されていますが、スピーカーが設置されており、列車の遅延情報等を必要に応じて通達する仕組みとなっています。
駅のプラットホームに降りていただくと、緑豊かな地域であることがひと目でご確認できます。車道などに沿って宅地が並んでいますがあくまでも小規模で、物静かな雰囲気が強いエリアです。騒音と無縁な地域での生活をお望みの場合には、ご満足いただける可能性が高くなりそうです。ちなみに舞木駅は、国道288号線や県道298号線に近い位置にある駅です。
舞木駅は、JRのゆうゆうあぶくまラインに所属する駅です。管内では、終着駅である郡山駅と隣接しています。この隣駅を経由していただくとお乗り換えは非常に便利になります。在来線の場合は東北本線・森と水とロマンの鉄道・水郡線を、新幹線の場合ならば東北新幹線・山形新幹線をご利用になれます。この隣駅を除外すると、お乗り継ぎのチャンスは発着駅であるいわき駅を目指していただく場合に限定されます。いわき駅までは80キロ近く離れていますが、常磐線をお使いになりたい場合は便利です。
舞木駅は、特殊な電子システムが導入されたことをきっかけに1989年から無人化されています。とはいえ、しばらくの間は郡山駅から職員が派遣されて、一部の業務に従事していました。完全に無人化されたのは、今から四半世紀近く前からです(現在は三春駅に管理されています)。このような事情から、駅の利用率は一貫して低いと考えられます。1日単位の乗降客数などの調査はいっさい実施されていないため、その実態は謎に包まれています。
舞木駅の近辺で介護施設をお探しになる場合は、駅から徒歩でたどり着ける範囲にこだわることは、あまりおすすめできません。この地域でも少子高齢化は着々と進行していますし、介護サービスの需要は確実に存在します。しかし、駅から近距離圏に建てられた介護施設は多いとは言えない状況です。そのため、駅から5~6キロくらい離れたところまで、早期段階からじっくりとご覧いただく必要があります。場合によっては、10キロくらい遠ざかっていただく必要が出てくるかもしれません。
施設の種別に関しては、サービス付き高齢者向け住宅とグループホームを中心にお探しになると良いでしょう。この2タイプのほか、近年は介護付き有料老人ホームも増加しています。
































