緑豊かな土地に、大型の店舗が進出しています

しかし少し前から、付近にイオンモールのような巨大なショッピングセンターが建造されるようになったため、それらに引き寄せられるようにだんだんと集合住宅や目新しい戸建て住宅の建設熱が高まっています。
2000年代に入ってから酒殿駅およびその周辺は急激に変わり続けており、駅の利用率もある時期急激に上がりました。1日あたりの乗客数を振り返ると、2007年はその1年前の2倍を超える結果を出したことが判明します。2011年にはとうとう1000人台に到達しました。近い将来は、さらに利用者が増える可能性が指摘されています。
酒殿駅のエリアはゆっくりとしたライフスタイルを確立する上で絶好のロケーションです。これまでは、利便性の点で劣ることが欠点とみなされてきましたが、買い物などについては前述したようにだいぶよくなっているところです。あえて付言するなら、近くに幹線道路などが見あたらない点は現在も変わらない弱点でしょうか。
酒殿駅は、JRの香椎線に所属する駅です。すぐ隣には、篠栗線と連携している長者原駅があります。この路線で最大の乗り換え場所といえば中間地点に近い香椎駅ですが、酒殿駅から行くなら6区間先に出てくるため、それほど遠いわけではないでしょう。この香椎駅では、鹿児島本線や西日本鉄道の貝塚線への乗り換えを実行できます。ちなみにこの貝塚線については、その隣にある和白駅で乗り換えることもできます。
酒殿駅の近くで介護施設を探すなら、駅から3キロ以内の範囲をじっくりと探すことが大事でしょう。駅から1キロ圏内というありがたい範囲にある施設も多少なら見つけられます。もっとも、倍率が高いことは事実(とりわけ、特別養護老人ホームのような完全に公的な施設の場合は、人気が殺到しています)ですから待機を余儀なくされる可能性はゼロではありませんが。
施設のタイプは、住宅型有料老人ホームやグループホームなどが中心勢力となっている模様です。入居費用が高めのところも多少ありますが、過半数の施設は15万円未満という廉価な月額使用料で入居できるでしょう。