市内には格安の住宅型有料老人ホームが登場!

福岡県の北西部、玄界灘に面した位置にある福津市。
2005年に旧宗像郡の福間町と津屋崎町が一体化する形で成立した都市です。
福岡市と北九州市のほぼ中間にあるという立地条件のため、どちらの市とも関係が深いエリアとして変貌を遂げてきました。
ベッドタウンという役割はいまだに薄れていません。
今では単なる経済上の結びつきにはとどまらず、文化面などあらゆる点で深いかかわりを築くに至っています。
宅地開発は現在も、再開発の形で活発に行われていますが、まだ人の手が入っていない土地も残されており、「玄界国定公園」のような安らぎを感じられるエリアが市内各地に残っています。
観光客が集まる場所が多いことから、「恋の裏」をはじめとしたレジャー施設も少なからず建てられてきました。
市内の鉄道はJRの鹿児島本線のみですが、バスはその分とても充実しています。
JR九州バスと西鉄バスが多数の路線を運行していることに加えて、2008年から「ふくつミニバス」という名前のコミュニティバスが発足しました。
主要な道路としては国道3号線や495号線、福岡県道30号線飯塚福間線や福岡県道97号福間宗像玄海線があります。
市内の人口は、20世紀が終わるまでの間は、ひたすら増えていく一方でした。
世紀が変わる少し前に急激にその勢いが落ちたことは非常に印象的でした。
2000年代は少しずつ人口が減っていたのですが、再開発計画が実行に移されたことを皮切りに、また増加に転じています。
2023年には人口6万8,481人、高齢化率27.6%との調査結果がでました。
以前は高齢化率が県全体の平均を超えており、市内の福祉政策の維持を占う際に不安を感じさせる材料となっていましたが、2023年の調査では県平均とほぼ同じ水準となっています。
要介護認定者へのケアサービスなどにより集中できるという意見も出されています。
もっともその意見に即した動きはすでに現れているといえます。
現在の市内には、民間の施設・公的な施設ともにバランスよく見つかりやすい状況です。
各施設の条件をよく比較・検証した上で合いそうな施設を選ぶことが大事でしょう。
ただしコスト面を優先して選びたい場合は、住宅型有料老人ホームに重点を置くとよいでしょう。
すべてがそうというわけではありませんが、一部には目を見張るほど入居一時金・月額使用料が安い施設が登場しているからです。
近所に建てられていないか、一度確認したほうがよいでしょう。