田園地帯に取り囲まれた、のどかな住宅地です

茨城県との境界線となっている利根川をはじめ、数々の川や沼に囲まれた印旛郡栄町。豊かな水源を背景に、牧歌的で美しい田園風景が多いことで有名な地域です。この堺町で唯一の鉄道駅として、安食駅は1世紀を超える長期にわたって住民に愛されてきました。
駅の所在地は町内の中心地区で、町役場などの公的な施設が集中しています。住宅地は駅の南側・北側ともに発達していますが、とくに規模が大きいのは北側。安食駅を出てからバスにお乗りになる場合は、南口の乗り場から千葉交通や町営のコミュニティバスをご利用できます。ちなみに病院への送迎バスもご利用可能です。
安食駅の近くで名所といえば、なんといっても1000年以上昔に建立された寺社仏閣です。7世紀後半に建造された龍角寺や、10世紀前半に建造された大鷲神社が有名で、どちらも数々の重要文化財を保管しています。このほかにも、19世紀半ばの房総の街並みを再現した、「房総のむら」と呼ばれる県営の博物館があるので、訪れてみてはいかがでしょうか。
安食駅はJRの成田線に所属する駅で、我孫子支線に属しています。2区間先の成田駅では本線および空港支線に、また京成の本線・東成田線に乗り換えができます。
反対方面では、20km以上先に我孫子駅があり,常磐線へのお乗り継ぎが可能。この常磐線を経由していただけば、東海道線などの路線が利用できます。
安食駅の利用率は、四半世紀前から一貫して下降線をたどっています。1日ごとの乗客数を計算しますと、最後に5,000人以上を記録したのは2000年だったことがわかります。2007年に4,000人以下に落ち、2013年になると3,000人を割り込みました。
安食駅を中心に、介護施設をお探しになる場合は駅から6kmくらいの範囲をまずは対象としてはいかがでしょうか。駅から徒歩で楽にアクセスできる範囲に限定してしまうと、施設探しが少々難しくなります。タクシーやバスが充実しているので、駅から数km離れた場所にあってもそれほど行動は不自由になりません。
施設のタイプに関しては、グループホームが見つかりやすいエリアです。探す範囲を拡大していただけば、住宅型有料老人ホームや介護付き有料老人ホームを発見できる可能性が一気に高まります。