認知症発症者を受け入れるグループホームがたくさん
新茂原駅は2015年の9月に開業60周年の節目の時を迎えました。駅のから南東の方角に少し歩くと、企業の工場などが建ち並ぶ一角に出くわします。特に目立つのは、三井化学の工場でしょう。前世紀の末期には、新茂原駅からこの工場の敷地内まで専用線が敷かれていました。駅を取り囲む土地は、ほとんどが一般的な宅地として使用されています。特に南側については、ずっと住宅密集地が途切れることなく続いていく印象ですが、北側・西側・東側については少し移動しただけで簡単に人の気配が希薄な地域に突入します。ちなみに西側には、緑に覆われた山林地域が広がっており、寺社仏閣や公園などの敷地となっている部分がたくさんあります。新茂原駅を出てからバスを利用したいときは、駅前および近くにつくられた乗り場で待機することになります。路線バスの担い手となっているのは、小湊鉄道と市営のコミュニティバスのどちらかになるはずです。新茂原駅は、JRの外房線に所属する駅です。管内で見ると、高速で運転される列車は京葉線快速・通勤快速だけとなります(ただし、日中の決められた時間だけです)。幸い、隣接する茂原駅で降りて待てば、快速列車の利用は一気に簡単になります。よその鉄道への乗り換えに関しては、3区間先にある大網駅がいちばん近いです。この駅では東金線への乗り継ぎが実現します。大網駅から4区間進むと蘇我駅に到着します。蘇我駅では内房線と京葉線を利用できるようになります。新茂原駅の利用率は、平成初期に上がっていたものの、その後は横ばい気味になり、近年は低下しています。1日ごとの乗客数は、1993年から4年連続で1500人を超えました。2000年以後は1500人を超えた年はまったく報告されていません。2012年以後は連続して1300人未満に減っています。新茂原駅を起点として介護施設をチェックするなら、駅から5キロ圏内を目安にして作業にとりかかるとよいでしょう。特に施設が多くみられそうなのは、駅から3~5キロくらい離れたあたりです。施設の種類に関しては、グループホームへの入居を望んでいる世帯にとってはかなり選択肢が豊かになるはず。それ以外の種類であれば、住宅型有料老人ホームなどにめぐり会える可能性があると考えられます。入居費用については、月額使用料の平均額は15万円くらいではないでしょうか。入居一時金は0円のところもありますし、払う必要があってもあまり高額になる恐れはない模様です。






































