多目的ホール「神崎ステーションホール」が併設された駅
19世紀が終わる少し前に設置された下総神崎駅は、開業100周年の年に駅舎が一新されました。利根川に架けられた「神崎大橋」を模したオリジナリティあふれるデザインが、乗客の目を楽しませています。駅前のスペースは約10年前にリニューアルされました。この広場は公園や駐輪場と隣接しています。そして公園の出入り口には駅の記念碑が建立されています。
下総神崎駅は、香取郡神崎町で唯一の鉄道駅です。駅の周囲はどちらかといえば閑散としていますが、町内では便利な場所にあります。町役場の最寄り駅でもあります。近くにある神崎神社には、天然記念物の指定をうけているクスノキが大切に保存されています。
下総神崎駅は、国道356号線(利根水郷ラインという呼び名で有名です)や県道110号線に近い場所にあります。駅付近のバス停留所には、民間の事業者が運行する路線バスは乗り入れていません。その代わりに、町営のコミュニティバスをお使いいただけます。
下総神崎駅は、JRの成田線の本線に所属する駅です。管内では、快速列車が停車する駅に選ばれています。下り方面に3区間進んでいただくと香取駅に到着します。香取駅では鹿島線のご利用が可能となります。
上り方面では、3区間先に成田駅があります。成田駅では、2種類の支線(我孫子支線および空港支線)をご利用できます。そのほか、京成電鉄の路線を2種類(本線および東成田線)ご利用可能です。成田駅からさらに2区間進んでいただくと発着駅である佐倉駅に到着します。佐倉駅は総武本線と接続しています。
下総神崎駅の利用率は、過去20年間を通じて激しい変動は起こしていません。ただし小規模な上下は頻繁に起こっています。1日ごとの乗客数を調べると、2009年までは1000人を超える年が連続していたことが判明します(ときどき、1100人を超える年が出ていました)。2014年は今世紀に入ってから初めて、900人以下となりました。
下総神崎駅の周囲は、道路に沿って人家が立ち並んでいる印象です。建物の数に限りがあるため、介護施設をお探しになる場合は、方角や距離を先にチェックしていただくほうが得策でしょう。駅から1キロを過ぎたあたりから、徐々に施設は見つかるようになります。
6キロ圏内を目安にしていただくと、比較が可能なくらいの施設数になっています。施設の区分については、グループホームやサービス付き高齢者向け住宅あたりが主流となっています。





