大きな道路に沿って、市街地がつくられている地域
大正末期に創設された大戸駅は、2016年の春に開業90周年となる節目の日を迎えました。大須賀川の南岸に位置しています。駅の南北どちらにも集落がつくられていますが、駅の北側のほうが、広さが目立ちますし住民も多いです。
駅の南側については大戸神社および地福寺、西福寺のような寺社仏閣が近いため、その周縁部に民家が立ち並んでいる印象です。また、寺社仏閣の敷地をはじめ緑地が多く、緑地と農地が土地の大半を占めています。
駅の北側は集落の間を抜けると、利根川の南岸まで水田地帯が土地のほとんどを占めています。静かな土地がたくさんありますので、のんびりと生活したい方にもおすすめの環境です。
大戸駅の目前につくられているバス乗り場には、民間のバス事業者は現在のところ1社も参入していません。その代わりに、市営のコミュニティバスが路線の供給に努めています。
大戸駅は、JRの成田線に所属する駅です。現在は快速列車が停車する区間に指定されています。2区間離れた香取駅では、鹿島線へのお乗り継ぎが可能です。香取駅から7区間お進みいただくと、終着駅である松岸駅に到着します。松岸駅で下車していただくと、総武本線にお乗り換え可能となります。反対方面では、4区間先に成田駅があります。成田駅では2種類の支線(我孫子支線および空港支線)と京成電鉄の路線を2種類(本線および東成田線)お使いいただけます。
大戸駅は昭和の中ごろから無人化されています。駅の利用率は過去四半世紀の記録を振り返っても、少しずつ低下していることがわかります。1日ごとの乗客数を計算しますと、最後に400人を超えていたのは1998年だったことが判明します。2004年になるとその数値は300人を切りました。昨今は調査が実施されていません。
大戸駅から徒歩でアクセスできる範囲で、介護施設を見つけることは決して簡単ではありません。そのため、この駅の近辺でのご入居をお求めの場合は、駅から2キロ以上離れた施設をターゲットに据えていただく必要があるでしょう。
最初のうちから、10キロくらいの広いエリア内をじっくりとチェックすることがベストです。タイミングが合えば3~5キロくらいの位置で営業しているところへの入居ができるでしょう。施設の種類に関しては、グループホームおよびサービス付き高齢者向け住宅あたりが中心的です。








