サービス付き高齢者向け住宅が急増中、人気も急増中
青堀駅がある場所は現在、富津市内でも有数の市街地となっています。市役所などの市内を代表する施設が集まっている地域ではありませんが、駅の南北に(特に北側を中心に)戸建て住宅や集合住宅、そして商業施設などが密集しています。駅の北側に出てから道に沿って北へ(正確には、やや北西よりに)進むと「市民ふれあい公園」に到着します。この公園の北側は運河を挟んで工業地帯となっています。青堀駅は海岸にとても近いとはいえませんが、潮干狩りで有名な富津海岸への中継地点としてよく使用されます。また、青堀温泉や県立富津公園などへ向かうためにこの駅を訪れる利用客は珍しくありません。青堀駅を出てから車両で移動を希望するなら、駅前につくられた設備を使ってタクシーを利用するという手があります。もちろん路線バスの運行は精力的に実施されており、日東交通グループないし京成バスの手で管理されています。青堀駅は、JRの内房線の管内にある駅です。高速で運転される列車に着いては、京葉線快速・通勤快速が停車します。そして隣接する君津駅には、総武線快速・通勤快速および特別快速が停車します。君津駅の向こうには木更津駅がありますが、この駅では久留里線への乗り継ぎが実現します。内房線の発着駅は、厳密には蘇我駅です。蘇我駅までは40キロ以上離れていますが、この駅まで行くと京葉線および外房線への乗り換えを実行できます。青堀駅は、富津市内にある駅の中ではいちばん利用率が高い駅です。しかし乗客の人数が安定しているわけではありません。平成に入ってからの1日平均の乗客数の記録を参照すると、低下が止まらない様子をひと目で確認できます。最後に2000人以上を記録したのは1998年のこと。2000年代に入るとしばらく微増と微減を繰り返した時期がありましたが、結局2014年にとうとう1500人を割りました。青堀駅の近くには、これまで特別養護老人ホームのような公的な介護施設の存在感が強く、根強い人気を集めてきました。しかし高まっていくばかりの介護サービスの需要には追い付いていません。そのため、これから施設を探す場合は民営の施設にも意識して注意を向ける必要があるでしょう。駅から1キロ以内といった条件に該当する施設はかなり少ないのですが、1~6キロくらいの範囲であれば、あちこちで施設を見つけられるチャンスがあります。特にサービス付き高齢者向け住宅は、数が増えていますしサービス面から見てもおすすめできます。


























