2011年から駅レンタカーのサービスが開始されました
下北駅は、下北半島の中で見ると北部に位置する駅ではありません。しかし、全域が国定公園と指定されているといった特殊な条件が絡んでいるため、長い間「本州で最北端の鉄道駅」という記録を維持してきました。そのため駅舎には、「てっぺんの駅」という看板が掲示されており、訪れる旅客の目を楽しませてくれます。
駅は田名部川の河口に近く、大湊湾に面する形で建てられています(駅の南側の限られたスペースは、日本原子力研究開発機構のような、特殊な施設の用地となっています)。しかし駅の北側は、目の前からすぐに宅地が広がっています。
マイカーの保有率が高い地域ですが、駅のそばにはレンタカー業者の支店が出店しています。また駅まで乗り降りできる路線バスは、下北交通および国際興業バスのどちらかの手で運行されています。下北駅に近い幹線道路をお探しの場合、県道176号線や177号線、または272号線になるでしょう。
下北駅は、JRのはまなすベイライン大湊線に所属する駅です。この路線の終着駅である大湊駅と隣接していますが、この隣駅には乗り換え先はまったくありません。よその路線への乗り継ぎを目指すときは、発着駅である野辺地駅に向かう必要があります。野辺地駅まで行けば青い森鉄道線に乗り継ぎできるのですが、直通運転を利用できるチャンスもあります。
下北駅の利用率は決して高くありません。2013年の春から業務委託駅となっているのはそのような事情からでしょう。今世紀に入ってからの1日ごとの乗客数を計算すると、今からおよそ10年前までは200人を超えていたことがわかります。実際に2000年代末までは少しずつ低下していました。しかし2010年ごろを境にやや持ち直しており、横ばいに近い推移状況となっています。
下北駅の近隣に建てられている介護施設に興味があるときは、駅から8キロくらいの範囲を一度チェックしてみることをおすすめします。近い範囲に暮らしたいなら、2キロ圏内を探してみましょう。しかし近場に絞ってご検討の場合、見つけ出せる施設の軒数や種類はかなり狭まってしまう恐れがあります。特に公営の施設に対しては、あっさりと定員に達してしまうケースがつきものですから、覚悟は必要でしょう。
月額使用料が10万円くらいの予算で契約できる民営の施設の種別については、グループホームの割合がなかなか高いはず。その他、サービス付き高齢者向け住宅などにめぐり会えます。

















