下北観光の拠点(県内の観光スポットへの発着駅)です
「てっぺんの終着駅」という看板がトレードマークとなっている、大湊駅。下北半島の観光産業の拠点という役割を長年果たしてきたことが高く評価されており、2002年に「東北の駅百選」に選ばれたことがあります。その8年後に駅舎のリニューアル工事が実行されました。
駅の南側は大湊湾に面しています(大湊港へお出かけになる場合は、駅から西方向にしばらく移動していただく必要があります)。そのため、市街地は主に駅の北側につくられています。
大湊駅のそばで、タクシーやマイカーによる遠出をする必要が生じた場合は、まず国道338号線をご利用することがおすすめです。路線バスをご利用の場合は場合は、駅付近にて設置されているJRバスグループの営業所がご利用可能です。そのほか、予約を入れる必要がありますが観光バスのご利用もできます。
大湊駅は、JRのはまなすベイライン大湊線に所属する駅です。管内では終着駅という立場にあります。路線の全長が60キロ弱の小規模な路線で、お乗り換えの可能な駅は発着駅である野辺地駅に限定されます。
野辺地駅に到着すると、青い森鉄道線へのお乗り換えが可能となります。なお快速列車をご利用になった場合は、直通運転が部分的に実施されているため一時下車しなくてよい場合があります。
大湊駅は現在、直営駅です。駅の利用率はゆっくりとしたペースですが、どちらかといえば低下傾向にあります。1日あたりの乗客数は、今世紀に入ってからしばらくの間は200人台を記録してきました。しかし2010年代に入ると、200人を下回る年がほとんどとなっています。
大湊駅の周囲で介護施設への入居をご検討中の場合は、できる限りでかまいませんが、意識して広い範囲をターゲットにすることがポイントです。駅から簡単にアクセスしていただける範囲でご入居先を確保することは、おそらく簡単ではありません。少なくとも5~6キロくらいの範囲を設定していただいたほうが無難でしょう。できれば10キロ以上離れたところまで、念入りにチェックしていただくことをおすすめします。
施設のタイプに関してはグループホームのほか、特別養護老人ホームや介護老人保健施設のような完全に公営の施設が顕著です。ただし公営の施設は、倍率が常に高いため簡単にご入居できない可能性があります。
民営の施設についてはグループホームを除くと、最近はサービス付き高齢者向け住宅も増加してきています。料金面では、10万円前後の負担額でご入居できる施設もあります。


