弘前市運動公園と、弘前医療福祉大学の間に位置する駅
運動公園前駅が現在の場所に設立されたのは、今から40年近く昔のことでした。駅の北側は、目の前から運動公園の広大な敷地となっています。以前は、冬の間は運営を休む決まりがあったのですが、周辺の土地が少しずつ開発された影響で通年営業に切り替えられています。公園内においては、駅の開業から数年後にオープンした野球場や、前世紀が終わる寸前に一般解放された県民全員を対象とした武道館などの施設が盛んに利用されています。駅の南側は、弘前医療福祉大学や弘前脳卒中救急医療センターなどの敷地が広がっています。駅の西側については宅地化されており、戸建て住宅などが立ち並んでいます。その一方駅の東側はまだ農地や空き地などが多く残されている印象です。運動公園前駅は弘南鉄道の弘南線に所属する駅です。発着駅である弘前駅に近く、わずか2キロ強しか離れていません。この発着駅を経由してJRの奥羽本線への乗り継ぎが可能となります。それ以外によその路線を利用できる駅はありませんが、平川市や黒石市方面に用件があるときは重宝します。運動公園前駅は、基本的に駅員が派遣されない体制で運営されるようになって久しい駅。駅の設備も長年、きわめてシンプルなままです。その事実は、この駅の利用率の低さを象徴しています。とはいえ、駅の四方に全然人の気配がないという意味ではありません。人家などが少ない地域とそうではない地域が近接していますので、その点は介護施設をお探しの時には忘れないようにする必要はあるでしょう。実際に施設のチェックをしてみると、施設数については豊富だとは言えない点です。しかしそれと同時に、少数ではあっても駅からあまり遠ざからなくてもそれなりに施設が見つかるでしょう。そのため、最初のうちは駅から2キロ以内をくまなく調べるようなつもりでチェックしてみましょう。特にグループホームは、軒数が少しずつ増えている中でサービスのクォリティが向上していると評判です。それ以外の種類なら、サービス付き高齢者向け住宅が人気を高めている最中のようです。料金設定に関しては、入居一時金を徴収しないケースが当たり前のように見られる点がこの地域のセールスポイントでしょう。月額使用料に関しても、10万円に届かない金額で契約できるところがザラにあります。





