サービス付き高齢者向け住宅が進出してきたばかりです
千年駅は弘前市の平穏な住宅地の一角に所在する駅です。特に駅の北側は、建物の密度が高い地区が放射状に延びています。北以外の方向に宅地内をまっすぐ進むと、やがて緑の濃い地域や田園風景などに出くわします。落ち着いた生活スタイルを築きたい高齢者にとっては、安心して生活が送れる立地条件といえるでしょう。千年駅は利用率が高い駅ではありませんが、建造されてからすでに60年以上の歳月が経過しています。駅の発足以来30年以上の長期にわたって、「津軽千年」という駅名を用いていましたが、約30年前に現在の駅名に改められて現在に至ります。10年近く前から完全無人化(20世紀の末期は、時間を区切って駅員が派遣されていましたが)されており、駅の施設も部分的に使用が制限されています。千年駅は県道127号線に近い位置にある駅です。駅付近に設置されているバス停留所には、弘南バスが手掛ける路線が乗り入れています。千年駅は、弘南鉄道の大鰐線の管内にある駅です。大鰐線は弘前市内各地に停車駅を持っているため、市内近辺に用件ができたときは、弘南バスの路線に負けないくらい役に立ちます。弘前市内を出て南津軽郡大鰐町のエリアに入りますと、やがて発着駅である大鰐駅にたどり着きます。大鰐駅では、JRの奥羽本線への乗り換えが出来ます。千年駅の近隣では、少子高齢化の動きが年々、進行しています。施設型介護を筆頭に、高齢者を対象にしたケアサービスの需要が、その動きに比例するように高まっていることは間違いありません。通所型のサービスなどがこれまでは目立っていましたが、その陰で介護施設の建造も少しずつ進められてきました。まだ軒数そのものは十分ではありませんが、駅から1キロくらいのところから少しずつ施設は目にとまるようになるでしょう。コツをひとつあげるなら、駅から遠く離れた場所を最初から意識して探すようにしましょう。施設のジャンルについては、グループホームおよびサービス付き高齢者向け住宅の2種類が目立ちます。入居費用に関しては、地価の安さなどを反映してとてもリーズナブル。入居一時金を徴収しないケースは決してまれではありません。月額使用料も、10万円に届かない金額に設定されている割合がとても高いでしょう。見学や体験入居などに気軽に応じてくれるケースもたくさんあります。








