桔梗野地区までいけば歓楽街で楽しく過ごせます
陸奥市川駅は2016年の11月に、開業からちょうど90年目となる節目の日を迎えました。しかしその後20年近く信号場として運営されており、駅に昇格したのは第二次世界大戦が終わる前年のことでした。戦後や進駐軍の求めがあったため駅舎の拡張などが実施されており、訪れた米軍関係者から「東北の二つの白象」と呼ばれたという逸話が伝えられています。
駅の周囲は、東側を除くと人の気配がほとんどありません。駅の東側から南東方向にかけて一般的な人家、そして団地などの集合住宅が大半を占めていますが、10分くらい歩いて移動すると商業施設がかたまった地区に出くわします。
陸奥市川駅は、県道167号線に乗り入れしやすい位置に所在する駅です。また駅のすぐそばに、百石道路が敷設されています。時代が昭和から平成に移り変わるころに駅舎の一部が撤去されており、それ以後はシンプルな設備だけを残す駅となっています。
陸奥市川駅は、青い森鉄道線に所属する駅です。快速列車は数種類が停車しますが、通過してしまう種類のほうが多い状態です。隣接する八戸駅は、JRの八戸線および東北新幹線への乗り換え地点となっています。
八戸駅から6区間進むと発着駅である目時駅に到着します。目時駅はIGRいわて銀河鉄道と接続していますが、直通運転が実施されているため一時下車しなくて済むチャンスがあります。反対方面では、40キロ以上進むと野辺地駅が見えてきます。この駅はJRの大湊線への乗り継ぎを実行できる中継地です。
陸奥市川駅は、前世紀が終わる直前から無人化されています(平日の朝方は、通勤・通学客のために職員が一定時間勤務していますが)。利用率が著しく低いことは明白で、1日ごとの乗客数を算出すると200人に満たない状態が例年続いている様子が浮かび上がります。
陸奥市川駅があるエリアで介護施設をお考えの場合、駅からまずは2~5キロくらいの範囲を主な対象としてはいかがでしょうか。言い換えますと、駅から歩いて10~15分くらいの時間でアクセスできる施設を見つけ出すことは簡単ではありません。施設の種類に関しては、サービス付き高齢者向け住宅やグループホームあたりに注目することがおすすめできます。
入居料金については、非常にローコストに落ち着く可能性が高いエリアです。月額使用料であれば、10万円を切るところが目立つくらいですから相場は10~15万円といったところではないでしょうか。入居一時金は、0~数万円となることが多そうです。


