五所川原市の中心地から少し外れた地域です
十川駅が誕生したのは、今から半世紀以上昔のことでした。名前の通り、駅の西側をまっすぐ進むとほどなくして、旧十川の東岸に到着します。豊かな水源を利用した田園地帯が、駅の西側はもちろんのこと東側にかけても広がっています。もっとも旧十川の向こう岸に渡ると、建物が密集した一帯がはじまります。そのあたりから隣接する津軽五所川原駅にかけて、市内の中心的な市街地が発達しているためです。田園風景を中心としたのどかな一帯と、都市の機能が集中した一帯が隣り合わせになっている地区に、十川駅は所在していることになるでしょう。十川駅の近所に暮らすときは、日帰り温泉を楽しめるという利点があります。近くに設営されている入湯施設では、宿泊もできるようになっています。十川駅は現在、一面だけが使われるプラットホームをもとに運営されており、列車の本数はかなり限定されています。駅の利用率が低いことから、駅員が派遣されることは終日ありません。十川駅の周囲でいちばん重要性が高い幹線道路といえば、おそらくは北上すると現れる浪岡五所川原道路でしょう。バスを利用時は、付近に設けられた停留所で待っていると弘南バスが運行する路線バスがやってきます。十川駅は、津軽鉄道線に所属する駅です。隣接する津軽五所川原駅は、発着駅であると同時にJRの五能線への乗り換え地点でもあります。また、準急列車が常に停車するという利点もあります(十川駅の場合、準急は基本的に上りの最終列車は停車しません)。終着駅側には乗り換えの機会が発生する駅は皆無ですが、北津軽郡中泊町方面に用事ができたときは便利でしょう。十川駅の周辺では、人家が立ち並ぶ場所とそうでない場所が、かなりはっきりと分かれています。介護施設を検索する際は、その点を気にかけながら作業したほうが効率的に検索できます。最初は、駅から5キロくらいの範囲を目途にするとよいでしょう。特に、駅から3キロくらいに達したあたりからが狙い目となりそうです(もっとも、1キロ以内の近場に建てられた施設もいくつかありますので、定員に空きがあるか随一確認しておきましょう)。施設のタイプに関しては、グループホームや住宅型有料老人ホームがもとから多かった地域です。それらに加えて、最近はサービス付き高齢者向け住宅が急速に人気を集めているところです。











