グループホームと住宅型有料老人ホームが狙い目
40年以上前まで、挙母線への分岐点として使用されていた上挙母駅。2001年以来ずっと、駅員が常駐しない体制で管理されています。90年を超える歴史を持つ駅ですが、開業当初の駅舎がまだ現役で残っています。上挙母駅は、平坦な市街地に取り囲まれています。ただし休耕地や空き地などがたくさん残っている点も特徴的です。駅から少し東進すると、矢作川にぶつかりますが、この川に沿って南下すると山林地帯に出くわします。その一方駅からしばらく西進、または南進するとトヨタ自動車の工場が登場します(特に、南側にあるのは本社で重要性が高い場所です)。なお上挙母駅の周囲で探すなら、幹線道路を国道155号線がおそらく近くて使いやすいでしょう。上挙母駅は、名鉄三河線の管内にある駅です。徒歩で10分とかからない位置に愛知環状鉄道線の新上挙母駅がありますが、この路線への乗り換えは隣接する豊田市駅でも行えます。ちなみに愛知環状鉄道線の管内で比較的近い乗り換え場所と呼べるのは、八草駅でしょうか。この駅を通ることで、愛知高速交通の東部丘陵線に乗り継ぎできます。豊田市駅の向こうには梅坪駅が存在します。梅坪駅は、豊田線に乗り換えたいときに重宝する駅です。これらを除くと、乗り換え場所は反対方面に限られます。約15キロ離れた知立駅まで行くと、名古屋本線への乗り継ぎが実現します。知立駅の2区間先には刈谷駅がありますが、刈谷駅はJRの東海道本線と接続しています。上挙母駅の利用率は、平成に入ってから少し上がっている模様です。今から20年以上前の調査では、1日あたりの乗降客数は2500人未満だったことが確認できます。その後2000年代末期に入ると、安定的に3000人を超えるようになります。近年は3500人を超えた様子が報告されています。上挙母駅の近辺で介護施設をチェックするなら、駅から5キロくらいの範囲をくまなく探しまわることがまず大事でしょう。駅からの方角や距離などに関して、これといった特徴はないようですから、なるべくどの方角もよく見て回るに越したことはなさそうです。施設の種類については、グループホームや住宅型有料老人ホームの2種類が多めに発見できるイメージです。入居コストに関しては、高額な料金を設定している施設は少数派でしょう。入居一時金については、発生しない場合と数十万円くらいの金額を徴収される場合に分かれます。月額使用料については、平均すると15万円前後になるのではないでしょうか。







































