工場地帯や休耕地、集落のコントラストが独特
竹村駅の所在地は、豊田市内の市街地の一角にあります。もっとも駅の周囲は方角によって対照的です。駅舎の北側~西側については使われていない農地(水田地帯だった時代の名残です)が駅・線路の目の前から続いています。その中を抜けて進むと、やがてトヨタ自動車の大きな工場が広がるエリアに出くわします。その一方、駅の南側~東側にかけては平凡な住宅地が広がっており、建物が密集しています。竹村駅を出てから東方にしばらく進むとやがて東名高速道路が走る光景にぶつかります。幹線道路については、国道155号線のほか県道12号線・232号線あたりが使いやすいでしょう。竹村駅は、名鉄三河線に所属する駅です。管内で最寄りの乗り換え場所となっているのは、2区間先に登場する上挙母駅でしょう。この駅とその向こうにある豊田市駅はどちらも、愛知環状鉄道線への乗り継ぎが可能な場所です。豊田市駅の向こうには梅坪駅がありますが、この駅は豊田線への乗り換えが実現する駅です。反対方面については、5区間離れた知立駅が名古屋本線と接続しているため、便利です。知立駅の2区間先には刈谷駅がありますが、この駅はJRの東海道本線を使いたいときに役立ちます。竹村駅は無人化された状態で、ずっと管理されています。このような駅がある場所は、人口の過疎化が進んでいるといった共通点を持っていることが普通です。竹村駅の利用率も高いとはいえませんが、下降しているわけではありません。少なくとも20数年前と比べると、昨今の1日ごとの乗降客数は増加している様子がうかがえます。平成の初期と比べると数百人程度増えているというデータがあるのです。竹村駅の近隣にて、継続的に暮らせる介護施設を探したいときは、駅からまずは3キロくらいの範囲を対象に選ぶとよいでしょう。とはいえ、施設の軒数自体はたいしたことはありません。そのため、しばらく探しても納得できる状況にならなかった場合は、思い切り探す範囲を拡大する必要があるでしょう。見つけられそうな施設のジャンルについては、グループホームなどがおそらく中心となります。認知症の兆候が感じられる場合は、専門医の診断を早めに受けておくことが大事でしょす。それ以外については、介護付き有料老人ホームなどにめぐり会える可能性があります。入居コストについてはおしなべて低価格です。月額使用料・入居一時金ともに10~15万円くらいが相場ですし、後者は払わなくてよいケースも普通です。

















