春が来ると桜がいっせいに開花して見ものとなります
大きくカーブしたプラットホームが印象的な、平戸橋駅。もうひとつの大きな特徴は、桜に囲まれるように立地しているため春になると満開の花々からこぼれる花びらが壮麗なことでしょうか。駅は市街地の一角に所在しているため、特に駅の北側は目の前から宅地が続いています。南側もその点では変わらないのですが、駅のそばは使用されていない土地などが折り重なるように広がっています。駅の周辺は、矢作川と龍川に挟まれた土地でもありますが特に前者には近く、東に歩くとすぐに河川敷に出くわします。この川の向こうには緑地が広大に延びており、山林地帯につながっています。平戸橋駅の近くで幹線道路を探すなら、国道153号線や県道11号線・58号線などを使用することがおすすめです。平戸橋駅は、名鉄三河線に所属する駅です。管内では発着駅である猿投駅と隣接しており、乗り換えを期待するなら必ず終着駅方面を目指すことになります。2区間進むと梅坪駅に到着します。この駅で降りると豊田線に乗り継ぎできます。その先には2駅連続して愛知環状鉄道線と接続している駅が現れます(豊田市駅・上挙母駅)。これらの駅を通過するとしばらく乗り換えのチャンスがある駅は登場しませんが、20キロほど進むと知立駅が見えてきます。この駅で下車したときは名古屋本線に、その2区間先に位置する刈谷駅ではJRの東海道本線に乗り換え可能となります。平戸橋駅の利用率は、ずっと昔から低下しています。1日ごとの乗降客数を計算すると、1990年代は2000人以上を連続して記録する時期があったことがわかります。しかし2004年に入ると1500人を切りました。その後は減少の勢いが衰えているものの、2010年代は1400人以下という計算結果になる年が目立ちます。平戸橋駅は半世紀近く前から無人化されています。その事実からも容易に想像できますが、駅の周辺は人口過密地帯ではありませんし、介護施設の戸数もまだ多めではありません。その中でも、駅から至近距離の位置で開業している施設は極めて少ないです。最初のうちは5キロ圏内くらいの範囲でチェックしてみるのもかまわないでしょう。しかし、そのあとは思い切り遠くにある施設まで、しっかり探すように(たとえば15キロくらい離れたあたりまで)したほうが賢明でしょう。施設の種別については、グループホームがいちばんたくさんあります。その次に発見しやすそうなのはおそらく住宅型有料老人ホームでしょう。

















