駅の西側に、公営の施設や空港、競艇場などが集中しています
窯業などの伝統工芸(地名を冠した「常滑焼」のステイタスは非常に高いです)で全国的に有名な、常滑市。しかし近年は、中部国際空港の開港によって新しい産業などが着々と育ちつつあります。常滑駅はこの市の中心地区に所在する駅です。常滑駅は、周囲に市役所などの公営の施設が特に多く集まっている駅です。また、伊勢湾と目と鼻の先にあります。このため、常滑競艇場の最寄り駅として長年、ギャンブルファンを集めてきたという経緯があります。駅の西側が海浜地帯に接しているという立地の都合上、市街地は主として駅の東側に形成されています。駅の近くから発着しているバスは、知多乗合が管理している路線か市営のコミュニティバスに属する路線のどちらかとなります。常滑駅は、名鉄常滑線および空港線に所属する駅です。常滑線の管内では、終着駅という立場になります。このため基本的にすべての列車が停車しますが、ミュースカイだけは制限があります。最寄りの乗り換え場所は、太田川駅。この駅までは15キロ以上離れていますが、河和線を使いたいときは重宝します。空港線の管内では発着駅という立場となります。この路線はわずか3駅しかありませんが、空路を使って遠出したいときはいうまでもなく頼りになります。なお、悪天候で空港線が不通になったときは、この駅からバスを用いた代行郵送が実行されることが多いです。常滑駅の利用率は、空港線の開通と同時に上昇しました。それまでにも、1日あたりの乗降客数が10000人を超える時期はあったのですが、少なくとも今世紀初頭になるとだいぶ減っていました。しかし空港へ向かう旅客を順調に獲得することに成功しており、過去10年間は10000人を超える年が過半数となっています。近年はどちらかといえば横ばい気味に転じています。常滑駅がある場所は、伊勢湾にきわめて接近しています。介護施設を探すときはもっぱら駅の東側が中心となるでしょう。駅から1キロ以内といった近場では残念なことに施設数が少な目ですから、5キロくらいの範囲をまずは対象エリアにするとよいでしょう。施設のジャンルについては、グループオームやサービス付き高齢者向け住宅であれば、探しやすいといえます。入居コストに関しては、月額使用料と入居一時金どちらも高いほうではありません。もちろん施設によりけりですが、どちらの金額も10~15万円くらいで間に合うところが中心となっています。


























