「ささしまライブ24」の最寄り駅。将来は今よりもさらに便利に
中村区は、各線の名古屋駅が所在することからもわかる通り名古屋市の中心的存在です。名古屋駅から見てやや南南西に位置するエリアは「ささしまライブ24」と称されており、市内の再開発の主要なターゲットです。この地区を代表する駅となっているのが近鉄線の米野駅でしょう。近年は「ささしまライブ21」に代表される無数の商業施設が建設されているほか、公的機関や民間の大企業をはじめたくさんのテナントでいっぱいの高層ビルや大学の広大なキャンパスなどが相次いでつくられています。2011年には「ささしま米野歩道橋」の工事が完了し、名古屋臨海高速鉄道あおなみ線のささしまライブ駅への通行が一気に簡単になりました。あおしま線を使うと、中村区から中川区・港区までをストレスなく移動できます。またささしまライブ駅の近くを通る名駅通には名古屋市営バスと名鉄バスが停まる停留所が設営されており、周辺を動き回るときなどは便利に使えます。あおしま線を使っても名古屋駅には行けますが、その点は近鉄名古屋線を使っても変わりません。この場合、到着するのは近鉄名古屋駅ですが、JR線や名古屋鉄道、そして名古屋市営地下鉄と乗り換えできる路線の本数や種類はひたすら豪華です。また、逆方向に乗っても3区間離れた先に近鉄八田駅があります。この駅では、JRの関西本線と市営地下鉄の東山線への乗り継ぎが期待できます。近鉄八田駅から先で乗り換え可能な駅となると、名古屋市外になりますが、たとえば桑名駅などは関西本線のほかに養老鉄道や三岐鉄道の北勢線と接続しており、少し目立つスポットです。米野駅の最近の利用率は、一昔前よりも格段に落ちています。1日の乗降客数の調査結果を見ると、1980年代は1000人を超える年が続いていましたが、今世紀に入ると1000人を大きく下回っていることが判明しています。米野駅の周囲は、名古屋駅に近い上に再開発がすさまじい勢いで進行しており、地価の高さや一般的な人家の少なさを漠然とイメージする向きもいる模様です。もっとも介護業界は地道にこのエリアでも努力を重ねてきました。確かに駅に極度に近い施設は少なめですが、施設のタイプなどはかなり豊かです。また、高額の入居費用を求めないケースは決して珍しいものではありません。それに、大都市にふさわしい施設が並ぶ区画が近い一方で、落ち着いた学校や公園、あるいは寺社などが近い区画に住めるチャンスもこの界隈にはあるのです。1軒ごとによく施設の背景をチェックしたほうが正解でしょう。





























