パノラマ
車両工場の跡地などが上手に再活用されています
20世紀の終わりまで、駅舎と隣接する形で車両の管理や整備を実施する工場を有していた鳴海駅。工場の稼働が停止したあとは、駅とその周辺には変化が何度も訪れています。10年ほど前に駅舎の橋上化工事が実行されたほか、駅前を舞台とした再開発事業が実行に移されました。駅前のロータリーの整備や複合ビルの建設などがその代表的な内容です。これに伴っておおいに近隣の住民に歓迎された出来事に、バスターミナルがあります。この場所に乗り入れているのは、名鉄バスと市営のコミュニティバスです。それぞれが2ヶ所ずつ乗り場を構えています。
鳴海駅は、国道1号線のほか県道221号線・242号線に近い位置にある駅です。鳴海駅の近辺は、商業ビルなどの多さがやや顕著ですが基本的には平坦な市街地です。珍しい特徴を探すなら、自動車学校が2種類建てられているところとなるでしょうか。
鳴海駅は、名鉄の名古屋本線に属する駅です。急行と準急のほか、特急が条件付きで停車する駅となっているため、そばにある駅から頻繁に乗り換え目当ての利用客が訪れます。乗り換え場所は近くには少ないのですが、そんな中で中京競馬場前駅はひと際目立ちます。大きなレースが開催されるときは、普段はとまらない列車が停車しますし、駅は競馬ファンでいっぱいになります。
この駅を過ぎてから5区間進むと知立駅があります。この駅は、三河線への乗り継ぎが可能な場所です。ちなみに反対方角については、6区間離れた神宮前駅が常滑線への乗り換え場所となっているため、利用価値が高いです。
鳴海駅の利用率は、1990年代に低下が続いていたと推測されています。ただし200年代半ばに近付くとその傾向はストップし、少しずつ回復に向かいはじめます。1日平均の乗客数は、2008年功は連続して9000人台を維持するようになりました。
鳴海駅の周辺は昨今、介護施設が豊かなエリアだと思われているわけではないでしょう。しかし駅からあまり離れなくても、施設に入居できる機会があることが判明しています。駅から1キロ以内でまず探してみるとよいでしょう。それで足りないときは、1キロずつ距離を伸ばしていくという手があります。
施設の種別については、住宅型有料老人ホームや介護付き有料老人ホームが中心的で、グループホームやサービス付き高齢者向け住宅はその次の勢力といった趣向です。月額使用料の平均値ははっきりしませんが、10万円台から20万円台と思われます。
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