相見駅周辺には商業施設も誕生。住宅型有料老人ホームは居室設備充実

相見駅は、愛知県額田郡幸田町の大字菱池字カマに位置するJR東海「東海道本線」の駅。周辺自治体の希望により開設された請願駅です。幸田町内では3番目に開業した駅になります。
駅名の由来は1889年に周辺の村々が合併して出来た「相見村」。1900年頃から相見村住民の中では村内に駅を、という動きがありましたが、1908年「幸田駅」開業に伴い、一旦誘致活動は休止。その後、再び誘致活動を行い2012年に開業。ある意味、活動開始から100年以上かけて出来た駅と言えます。
橋上駅舎や自由通路のある地上駅で、駅前にはアクセス道路や交通広場、パークアンドライド用の駐車場、駐輪場等が整備されています。2面3線のホームには、東海道本線の豊橋・浜松方面行き上り列車と、岡崎・名古屋方面行き下り列車が停車。区間快速も止まる駅で、上下線共に1時間に2本程止まります。
相見駅は幸田町の北西にあり、岡崎市との境界線にも近い駅です。駅周辺は住宅地で、中学校や高等学校もあります。北には愛知県道78号「安城幸田線」が走行。周辺では土地区画整理事業が行われており、宅地造成等が進んでいます。
駅前にはショッピングセンターや家電量販店等も誕生し、買物もしやすいエリアとなりました。特にショッピングセンターには食品スーパーや飲食店等が数多く入っているので便利です。また、最寄りのバス停には幸田町のコミュニティバス「えこたんバス」が発着。北ルートと中ルートに乗れます。
駅周辺には住宅型有料老人ホーム等のシニア向けの住まいもできました。住宅型有料老人ホームは入居時の費用が30万円前後、月額利用料は食費込みで15万円以下。日中は看護士が常駐している施設が多く、インスリンやストーマといった医療サポートも受けられます。完全個室で、居室にはナースコールやインターネットも完備。快適に過ごせるでしょう。
相見駅周辺は静かな住宅地。近隣には広田川や相見川が流れ、水の豊かな場所でもあります。商業施設も増えているので、ますます住環境の良い場所になるかもしれません。ぜひ、エリア内にあるシニア向けの住まいにも足を運んでみて下さい。事前予約をしておけば、施設の内覧も可能。入居後に受けられるサービスについても説明してもらえると思います。