パノラマ
清洲城がそびえ立っていた、旧尾張地方の中心地域
尾張の国の守護所として反映した清洲城。現在は城址が部分的に残されているのみですが、その外堀があった位置に設営されているのが須ヶ口駅です。清須市役所に近いほか、豊和工業の敷地と近接しています。かつては、豊和工業内に物資を運搬するための引き込み線名が敷設されていました。駅前には多少の商業施設などが建てられていますが、基本的には静かで穏やかな雰囲気が強いエリアです。須ヶ口駅から出てバスに乗りたい場合は、市営のコミュニティバスに乗車できるバス停が用意されています。須ヶ口駅は、名鉄の名古屋本線と津島線の2路線が接続する駅です。名古屋本線の中で見ると、現在は快速急行・急行・準急が停車する駅に指定されています（特急については制限があります）。乗り換え場所については、あまり近くには見当たりませんが、名鉄一宮駅は尾西線とJRの東海道本線への乗り換えを実現できる駅です。その反対方向に目を向けると、名鉄名古屋駅６区間先に登場します。名鉄名古屋駅は、JRの名古屋駅と連携していますから新幹線と在来線数種類の利用が可能となります。このほか、名古屋市営地下鉄や名古屋臨海高速鉄道線など乗り換え先が豊富です。ちなみに、その手前には犬山線につながる枇杷島分岐点が存在します。津島線に関しては、発着駅という立場にあります。終着駅の津島駅まで乗り換え場所はありませんが、津島駅では尾西線と接続しています。須ヶ口駅の利用率は、長期的な傾向を探ると、低下していることがはっきりとします。１日あたりの乗降客数は、20数年前は１万人を越えている年が当たり前のように見られます。しかしその後減少が繰り返され、近年は8,000人を切っていると伝えられています。須ヶ口駅の近隣で介護施設に入居したい場合は、駅から数キロはなれた場所を最大のターゲットにしたほうが賢明でしょう。駅からすぐ近くの範囲で探すとなると、選択肢がきわめて制限されたものになってしまう可能性が高いのです。しかし、駅から３キロ離れるとリーズナブルな施設が相次いで見つかるようになるはずです。駅から５キロくらい離れた場所でも、タクシーやバス、あるいは自家用車などを使いこなすことで迅速な移動はじゅうぶんにできます。施設の多様化はかなり進んでいますが、グループホームの多さは最近目立ちます。費用体系については、月額使用料と入居一時金ともに20万円未満におさえられるところがけっこうあります。 画像の一部はwikipediaから引用しています
