駅からは商店街もはじまり、利便性に富んだエリア

東海旅客鉄道(JR東海)の中央本線の駅は「JR大曽根駅」と呼ばれており、1895年(明治28年)より開業している歴史ある駅。開業した時は南口しか改札が無かったのですが、地下鉄「名城線」への乗り換えのため、北口改札が設置されました。南北改札口に自動改札機、自動券売機が完備。エレベーターや多機能トイレは新設された北口にあります。新しく北口を作った際、バリアフリーにも対応したのです。
名鉄の愛称でお馴染みの名古屋鉄道「大曽根駅」は瀬戸線が乗り入れており、上りは栄町方面、下りは尾張瀬戸方面へ向かっています。改札口は1か所のみですが、名古屋ガイドウェイバスの「ゆとりーとライン大曽根駅」や「JR大曽根駅」の北口に隣接。乗り換えに便利になっています。
名古屋市営地下鉄の大曽根駅には名城線が通っており、左回りは栄・金山方面、右回りは本山・八事方面へ。また、名港線直通に乗れば名古屋港方面にも行けます。
名古屋ガイドウェイバス「ゆとりーとライン」は高速バスが専用の高架軌道を走っているため、ラッシュ時でも定時で運行。スムーズに移動出来る所が人気を呼び、年々利用者が増えています。大曽根駅は「ゆとりーとライン」志段味線が停車し、小幡緑地・中志段味方面への大事な交通アクセスです。
また、名鉄「大曽根駅」の西側にはバスターミナル「大曽根バス停」があります。多くのバスが乗り入れており、ナゴヤドーム行きの無料送迎バスもこのバス停から出ています。
大変巨大な駅エリアですが、以前走っていた名古屋市電は廃止。しかし、今でも大勢の利用客で溢れる場所です。そのため、駅周辺には店も増え続け、オゾンアベニューという別名をもらった大曽根本通商店街や、オズモールなどの商店街が広がり、複合商業委施設であるメッツ大曽根も出来ました。
そんな賑やかな駅から少し離れると、グループホームなどの介護施設もあります。グループホームは家賃代わりの月額利用料が8万円程度。それに食費や光熱費、日用品代などが加算されていく料金システムです。
大曽根駅エリアは、大変利便性のある所ですから、入居した後も家族の方が面会に来やすいというメリットがあります。介護は長期戦です。被介護者が施設に入居した後も、施設イベントがある時は家族の方もなるべく参加したり、入居者の方の顔を見に来たりすることになります。長い目でみて、面会が楽な場所を選ぶのも賢い選択だと思います。