車道駅周辺は交通網発達。介護付き有料老人ホームは人工透析可能

駅名の由来は、駅の西側、南北に走る「車道通り」と、通りに沿って存在していた町「車道町」です。車道通りは江戸時代に馬車や牛車用に作られた石畳の舗装路が起源ですが、大正時代、埋め立て地に作られた車道商店街が現在の車道通りの始まりとされています。
桜通(名古屋市道「布池都通線」)の地下にある駅で、1面2線のホームには桜通線の名古屋・中村区役所方面行きと、今池・新瑞橋・野並・徳重方面行きが停車。本数が多く、上下線ともに平日は1時間に8本程、土日祝は6本程止まり、朝夕は更に増便されます。
車道駅は、名鉄名古屋駅や近鉄名古屋駅とも隣接する「名古屋駅」まで直通。10分もかからないのが魅力です。一日の平均乗車人員は6,806人。(2014年度調査結果)
交通網の発達した場所で、駅の南を東西に走る錦通の地下には地下鉄東山線が通っています。東山線とJR中央線が交わる場所にはJR東海の「千種駅」もあり、JRと地下鉄の接続駅となっています。
車道駅周辺には住宅地が広がっており、商業施設も点在。スーパーやドラッグストア、家電量販店やカフェ、ホテル、物部神社や名古屋市東区役所などがあります。愛知大学車道キャンパスなど、学校も多い場所。最寄りのバス停は「桜通車道」停留所で、名古屋市交通局の栄行き、新守山駅行きが止まります。
駅エリアには介護付きや住宅街の有料老人ホームが誕生。特に高級系が増え、介護付き有料老人ホームは入居時の費用が数十万から数千万円・月額利用料は食費込で10万円台から30万円台です。料金は高めですが、病院併設なため、人工透析といった高度な医療サポートが受けられます。持病がある方も通院が楽なのがメリットです。
一方、住宅型有料老人ホームは入居時の費用が数千万円・月額利用料は食費込で15万円以下。全部屋個室で居室にはトイレやキッチン完備。インターネット環境も整っています。部屋によってはペットと一緒に入居できるのも嬉しいところ。介護サービス代が別料金ですが、その分自由度が高いです。
車道駅周辺は静かな住宅街。名古屋の中心地「栄駅」エリアにも比較的近く、名古屋駅にも行きやすい場所です。是非、エリア内のシニア向けの住まいに足を運んでみてください。お気に入りの施設に出会えるかも知れません。