漁港や臨海公園にかなり近い点が最大の特徴です
碧南市が愛知県内に誕生したのは、第二次大戦後まもなくのことでした。碧南駅は、旧碧海群大浜町の中心部近くにつくられた駅でした。港町に接するという立地条件のため、市内の中心部からは距離がありますし、駅のそばは平凡な住宅以外には目立つ建物が見当たりません。それでも大浜漁港に近く、市内では重要な位置を占めるエリアに所在していることは間違いありません。大浜漁港は、今では遠方の地から休日におおぜいの釣り人を集める場所ですが、それだけではありません。碧南海浜水族館などが建てられた碧南市臨海公園があることから、暇なときの気晴らしや日常的な散歩などをする場所として、おおいに重宝します。それから碧南駅は、多聞妙福寺の最寄り駅でもあります。
碧南駅を出てからバスに乗るとしたら、一般的な民間の路線バスはあきらめざるを得ません。その代わりに、公共のコミュニティバス(ただし、民間の事業者に運営が委託されている種類もあります)が2種類整備されています。
碧南駅は、名鉄の三河線の管内にある駅です。この路線は、廃止された区間がけっこうあります。その影響は碧南駅に強く出ています。実は、当初は終着駅ではなかったのですが、廃駅が相次いだためにいつしか終点という立場になっていたのです。乗り換え場所は、上り方面に少なくとも9区間は進まないと出てきません。それでも刈谷駅まで我慢すれば、そこからJRの東海道本線に乗り換えることができます。言い換えますと、関東から関西まで多方面へ出かける足掛かりとなってくれるのです。
碧南駅の利用率は、20年以上前から大きな変化がありません。しかし当時と比べると多少上がっていると考えられています。1日あたりの乗客数は、2010年代に入ってからは3500~4000人くらいの間で推移している様子が見られます。しかし10年くらい前と比べると数百人規模で増えている可能性があります。
碧南駅の近所で介護施設を探すときは、思い切り距離を広くとって探したほうが正解でしょう。駅から10キロ圏内をよくチェックすることで、なるべく施設を多めに見つけることが可能となります。言い換えますと、1~2キロ圏内で探してもおそらく納得できる結果に至りません。
施設のタイプについては、住宅型有料老人ホームが圧倒的に多く、次いで介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅となります。施設の入居一時金はバラバラですが、月額使用料であれば20万円以下で済むところがたくさんあります。








