年々便利に変わっていく、学生街で暮らしましょう

2016年の2月に開業から90周年となる記念日を迎えた酒折駅。開設当初は石材などの輸送が主目的の駅でした。貨物の運搬は30年ほど前にストップしており、現在は学生の間でのニーズが高い駅となっています。10年ほど前に駅舎の改修工事を実行し、その約3年後に南北自由通路の一般開放を実行しました。
酒折駅は八人山の山地のふもとに位置する駅で、駅の南側の土地は主に住宅地として使用されています。この住宅街の各地には文教施設が点在し、なかでも山梨学院大学グループはひと際存在感が強く、短大や高校、さらに小中学校まで存在します。このほかにも酒折宮・甲斐善光寺・不老園といった史跡や観光名所も大切に保存されているので、お散歩に出る場合は、目的地に不自由することはないでしょう。
酒折駅は、甲州街道や県道6号線に近い位置にあります。駅付近のバス乗り場からは、山梨交通や富士急行グループが手掛ける路線バスをご利用できます。また、京王バスグループや京急バスグループ、千葉交通などが管轄する高速バスのご利用も簡単です。
JRの中央本線に所属する酒折駅。すぐ隣の甲府駅を経由していただくと、身延線へのお乗り継ぎができます。甲府駅から40km近くお進みになると小渕沢駅に到着し、小梅線の利用が可能。終着駅である塩尻駅まで足を運んでいただくと、辰野支線や篠ノ井線などのご利用ができます。
学生や教職員が毎日のように駅を訪れるため、利用率が安定している酒折駅。1日ごとの乗客数を計算しますと、今から約15年前まではゆっくりとした減少傾向にあったことがわかります。2002年とその翌年は、連続して1,600人台という結果が残っています。しかしその後は少しずつ増加し、2010年代に入ると2,000人以上を毎年のように記録しています。
酒折駅を中心に介護施設をお求めになる場合は、駅からある程度離れたところから探すようにしたほうが正解でしょう。駅から徒歩で楽に行ける範囲も魅力的ですが、施設を見つけやすくなるのは駅から3km程度離れてからになります。最初のうちは5km圏内を目安にしてはいかがでしょうか。
施設の区分に関しては、高齢者住宅やサービス付き高齢者向け住宅、グループホームや介護付き有料老人ホームなどを発見できます。介護付き有料老人ホーム以外は、安めの施設が多いです。