中央市は住みよさランキングで山梨県内1位!商業施設等も多い

中央市は甲府盆地の中央南部に位置する、山梨県中部の街。
中央市の市名には「日本の中央」「山梨県の中央」「甲府盆地の中央」という3つの意味合いがあります。
2006年田富町・中巨摩郡玉穂町・東八代郡豊富村が合併して成立。
南は西八代郡市川三郷町、北は中巨摩郡昭和町と隣接しており、市の東を流れる鎌田川の対岸は甲府市、西を流れる釜無川の対岸は南アルプス市となっています。
交通アクセスとしては、JR東海の「身延線」が通っており、東花輪駅と小井川駅から乗降可能。
東花輪駅には特急列車も止まります。
車道としては市内に高速道路の出入口となるインターチェンジ(IC)はなく、南アルプス市の中部横断自動車道南アルプスICや、中巨摩郡昭和町の中央自動車道甲府昭和IC、甲府市の中央自動車道甲府南ICが最寄りです。
また、地域高規格道路である新山梨環状道路や国道140号といった車道も整備されています。
そういった市内の車道を利用して山交タウンコーチ、中央市コミュニティバス、南アルプス市コミュニティバス、甲斐市民バスが市の各エリアを網羅。
中央市と南アルプス市、そして新宿を結ぶ中央高速バスも発着します。
農業では、米やトマト、トウモロコシの生産が盛ん。
観光スポットも多く、国の登録有形文化財である「旧小井川郵便局舎」や、国の重要文化財「木造聖観音立像」のある永源寺妙泉寺、歓盛院、入園無料の「シルクの里公園」、入浴や食事ができる複合施設「シルクふれんどりぃ」、桜の名所「山の神千本桜」などがあります。
加えて、れんげまつりや稲穂まつり、中央市ふるさとまつり、与一公まつりなど、お祭りも多いのもこの町の特徴です。
市内にはイオンのような大型ショッピングモール、スーパーや書店、衣料品店、ドラッグストアなどなど、商業施設も多数。
山梨大学医学部付属病院、田富図書館といった主要施設も揃っています。
買物がしやすいことから、中央市は「住みよさランキング」で山梨県内1位を何度も獲得しています。
そのため、1970年には1万1,747人だった人口も1980年には1万6,812人、1990年2万5,868人、2000年3万769人、2010年3万1,322人と大幅に増加中です。2023年には3万802人とやや減少したもののいまだ3万人以上の住む都市です。
さらには、サービス付き高齢者向け住宅やグループホームなどのシニア用施設も充実しつつあります。
サービス付き高齢者向け住宅は入居時の頭金0円・月額利用料10万円以下の施設がほとんど。
多くの施設では「介護浴槽」を使用しており、介護度が高い方も負担なく入浴できます。