市を代表する駅。駅前が大幅に整備されたばかりです
東花輪駅は、中央市を代表する鉄道駅として知られています。最も戦前から存在した駅のため、かつては停車する列車が今よりずっと少なかった時代もありました(現在では、特急「ふじかわ」を除く全種類の列車が停車します)。2008年ころから駅前の整備事業が開始されました。2013年ころまでに、駐輪場・駐車場などが数種類完成したほか、一般の車道・歩道がだいぶ使いやすく改修されています。駅前のバス乗り場やタクシー乗り場も同様です。ちなみにこれらの計画とはあくまでも別箇のプランですが、2016年の1月に屋根が新しい色に塗装されています。東花輪駅の周囲は、平凡な宅地が整然と並ぶエリアがほとんどです。南側を流れる笛吹川に近づくと、企業の工場や公共の施設などが固まっています。どちらの方角についても、少し歩くとすぐ建物や人の気配がない土地に出くわします。東花輪駅に付属するバス乗り場や近くの停留所で乗り降りできる路線バスは、市営のコミュニティバスのほか山梨交通が管理しています。東花輪駅はJRの身延線の管内にある駅です。身延線は、甲府市からいくつかの郡市を通過して、静岡県内(富士宮市や富士市)に向かいます。乗り換え場所は発着駅・終着駅の2ヶ所に限定されてしまいますが、東花輪駅から見ると後者である甲府駅は、それほど遠距離とは感じられません。甲府駅で降りると、中央本線に乗り換えできます。なお発着駅である富士駅まで行ったときは、東海道本線への乗り換えができます。東花輪駅の利用率は、かなり前から低調です。時間帯によって駅員が不在となるのは、そのような背景があるからでしょう。過去10年間については、1日ごとの乗客数は1000人に達しません。2009年には800人以下となり、その2年後には700人以下に落ちています。東花輪駅の周辺は、それなりに人家が集まった地域です。しかし介護施設を探す場所としては、それほど有利な条件がそろっていません。そこで、最初のうちから駅から3キロくらいの範囲を設定して、作業をはじめたほうがよいでしょう。しかしもっと遠く離れた場所のほうが、好ましい条件がそろった施設に出会えるチャンスが増えます。余裕があるときは、駅から7~8キロほど離れたあたりも視野に含めることをおすすめします。施設の区分に関しては、ケアハウスやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームなどに遭遇する可能性があると思われます。入居一時金は施設によってまちまちですが、月額使用料は15万円かからないケースが多めです。

















