市内各地の温泉や名所に、気軽にお出かけできる場所
市内の中心的な駅である米沢駅は、19世紀末にはすでに発足していました。現在の駅舎が使われるようになって20数年が経過しています。この駅舎は、現在の山形大学工学部(かつての米沢高等工業学校の一部校舎)を題材にしたデザインが評価されたため、2002年に「東北の駅百選」に選出されました。
米沢駅は、東を流れる羽黒川と西を流れる最上川に挟まれています。羽黒川を越えると一気に閑散とするのですが、最上川の向こう側は変わらずに市街地が続いています。米沢駅から東側をご覧いただくと、羽黒川の手前に米沢バイパスが南北に延びている様子を一望できます。
駅前でご利用可能な路線バスは非常に充実しています。山交バスや市営のコミュニティバスが数多くの路線を運行しています。また、東北急行バスが手がける高速バスなどもご利用できます。これらの路線をご利用いただくと、各地にある温泉街に短時間で直行可能となります。
米沢駅は、JRの山形線と米坂線、そして山形新幹線が接続する駅。山形線および山形新幹線の管内では、16キロほど離れた赤湯沢駅が最寄りのお乗り換え場所となります。赤湯沢駅では山形鉄道のフラワー長井線がご利用できます。
その反対方面では、福島駅にて東北本線や東北新幹線、また阿武隈急行線や福島交通の飯坂線へのお乗り継ぎが可能です。米坂線の管内では発着駅という立場になります。終着駅である坂町駅とは約90キロ離れていますが、羽越本線をご利用になる場合は便利です。
米沢駅の利用率は、今世紀に入ってから(非常にゆっくりと、ですが)低下していました。1日単位の乗客数を計算しますと、2003年に2600人以下となり、その6年後に2500人以下となりました。しかし2010年代に入ってからは少しずつ持ち直しており、横ばいに近づいています。
米沢駅の近隣に建てられた介護施設をご検討中の場合は、駅から5キロ以内を徹底的にお探しになることがポイントです。施設がとりわけ見つかりやすくなるのは、おそらく2キロから4キロまでの範囲でしょう。基本的に、バスやタクシーが精力的に営業している地域ですから、ご見学・体験入居は難しいことではないでしょう。
施設の区分に関しては、グループホームの多さで群を抜いています。それ以外の施設をご希望の場合は、介護付き有料老人ホームまたはサービス付き高齢者向け住宅にぜひご注目ください。月額使用料や入居一時金が20万円以内の施設にご入居できる機会があります。





























