紀伊田辺駅周辺は交通買物便利。サービス付き高齢者住宅は居室広し

1932年開業。駅舎は天井の高い洋館風の建物で、モダンな雰囲気です。開業当時に建設されたものを改修しながら使っています。2006年、跨線橋を撤去して車イス対応型エレベーター等のバリアフリー設備を配置。使いやすい駅となりました。
紀勢本線の愛称区間「きのくに線」の中にある駅です。特急「くろしお」を含む全ての列車が停車する駅で、ホームには特急を含む和歌山・天王寺・新大阪・京都方面行きと白浜・串本・新宮方面行き、御坊・和歌山方面行きが止まります。阪和線から直通する普通列車は、紀伊田辺駅が終点。阪和線は大阪方面まで繋がる便利な路線なので、観光客や通勤客等に重宝されています。
1日の平均乗車人員は、2000年度2,351人、2005年度2,000人、2010年度1,692人、2014年1,526人となっており、緩やかに減少しているのが分かります。(「和歌山県統計年鑑」及び「和歌山県公共交通機関等資料集」より)
紀伊田辺駅は田辺市役所の最寄り駅で、田辺市の代表駅。近年、駅前広場も整備され、バスのりば等も誕生。龍神バス・明光バスの龍神温泉方面行きや白浜町方面行きが停車。大阪駅・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン・京都駅・横浜駅・池袋駅・大宮駅方面の高速バスも止まります。
駅舎に隣接する田辺市観光センターもオープンしました。駅周辺にはアーケードもある紀伊田辺駅前商店街を筆頭に、様々な商店街があるので買物もしやすい場所です。
紀伊田辺駅エリアは何といっても観光スポットが多いのが特徴。熊野古道、清姫墓、竜松山城址、高山寺、闘鶏神社、南方熊楠顕彰館、出立王子跡等々、史跡も目白押しです。田辺温泉や小又川温泉といった温泉もあり、夏は扇ヶ浜海水浴場で泳げます。景勝地「奇絶峡」等も見られ、お出かけの楽しいエリアです。
紀伊田辺駅エリアは交通・買物が便利で、海や温泉など自然も豊か。シニア世代にもお薦めのエリアです。駅エリアにはサービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホーム等が現れました。サービス付き高齢者向け住宅は完全個室で部屋が大変広いです。住宅型有料老人ホームは夫婦で入居も出来ます。どちらも入居時の費用は10万円台から20万円台、月額利用料は10万円以下から10万円台です。それぞれに魅力がありますので、是非、色々なシニア向けの住まいを見学してみて下さい。