白浜温泉へ、バスやタクシーで通うことができます
和歌山県内の南西方向に位置する、西牟婁郡白浜町。奈良時代から、温泉が大量に湧き出すことで有名でした（日本三古湯に数えられているほどです）。この一群の温泉に向かうにあたって、玄関口の役割を長年はたしてきたのが白浜駅です。白浜駅のプラットホームに降り立っていただくと、まず視界に入るのは周囲の豊かな緑でしょう。町内の中心市街地からは数キロ離れており、駅の周りは少数の商業店などです。とはいえ少し移動していただくと集合住宅などが集まった地区に簡単にアクセスできます。
白浜駅にいちばん近い幹線道路は、おそらく紀勢自動車道でしょう。駅前に設けられているバスロータリーには、町内外に点在する数々の観光スポットや交通機関へのバスが乗り入れています。白浜温泉や椿温泉といった温泉郷のほか、新庄総合公園や南紀白浜空港・紀伊田辺駅などへ直行していただけます。南和歌山医療センターへの路線バスもありますから、持病などをお持ちの方でも安心してお住まいになれることでしょう。
白浜駅は、JRのきのくに線に所属する駅です。管内では、快速列車が停車する区間と3駅しか離れていません。よその鉄道へのお乗り換えについては、50キロほど離れた御坊駅がいちばん近いでしょう。この駅まで出向いていただくと、紀州鉄道船のご利用が可能となります。終着駅である和歌山駅まで足を運んでいただくと、和歌山線・阪和線や和歌山電鐡の貴志川線へのお乗り換えができます。
白浜駅の利用率は、ひと昔前と比べると顕著に低下しています。1日当たりの乗客数を計算しますと、20世紀が終わった時点では1200人を超えていました。それから4年過ぎると、1000人以下に落ちています。2010年代に入ると900人を超えた年が確認されていませんが、どちらかといえば横ばい気味に近づいています。
タクシーやバスが発達している地域ですから、これらの交通機関を駆使して見学や体験入居などに出かけていただくとよいでしょう。施設の種別に関しては、住宅型有料老人ホームが多い地域になっています。
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