鮎喰駅周辺は商店あり。サービス付き高齢者向け住宅は夫婦入居可能

1934年開業の地上駅で、当時は鮎喰町にありました。1941年一旦営業停止となり、1986年、鮎喰町の東に位置する庄町で臨時乗降場として再開業。場所は移動しましたが、名前は鮎喰駅のままです。1987年駅に昇格。現在は無人駅となっています。駅舎はありませんが、駅の入り口にある簡易小屋には自動券売機が設置されています。
1面1線のホームには阿波池田・穴吹方面行き列車と、徳島・阿南方面行き列車が止まります。発着本数は少なめで阿波池田方面行きが1時間に1~2本、徳島方面行きが1時間に1~3本程度。徳島県立城西高等学校の最寄り駅でもあるため、通学時間帯はホームも賑やかです。
鮎喰駅は徳島市郊外の住宅地の中にある駅で、周辺にはまだまだ新しい住宅も増えています。また、駅の北側には徳島県道30号「徳島鴨島線」が走っており、沿線にはショッピングセンターや家電量販店といった近郊型の店舗も点在。
1日の平均乗車人員は1995年度82人、2000年度168人、2005年度158人、2010年度168人、2013年度222人。駅の利用者数は周辺地域の人口増加に比例して、着実に増加中です。(徳島市統計年報より)
駅周辺には小中学校や高校、看護学校などが揃っています。加茂名中央公民館、徳島県赤十字血液センター等も。駅の北には鮎喰川が流れています。JRバンク蔵本公園も近く、野球場、体育ホール、プール、テニスコートといった運動エリアが充実していますので、スポーツが楽しめるでしょう。
駅エリアにはグループホームやサービス付き高齢者向け住宅といったシニア向けの住まいも現れました。グループホームは入居時の費用0円・月額利用料は食費込みで10万円未満と安め。一方、サービス付き高齢者向け住宅は入居時の費用10万円台、月額利用料は食費込みで10万円未満から20万円台です。居室は完全個室で夫婦入居も可能。インターネット環境やナースコール等が完備されているので快適です。
鮎喰駅エリアは商業施設も比較的多く、川や公園などもある場所。人口も増えつつある町ですから、今後の進展も期待出来ます。東隣の「蔵本駅」エリアまで足を伸ばせば徳島大学医学部横に中央病院もあります。徳島駅にも出やすいですし、鮎喰駅エリアはシニア世代にもおすすめの場所。是非、エリア内のシニア向けの住まいを見学してみて頂きたいです。