市内の中心地。開発エリアと古い街並みが共存しています
2010年に、バリアフリー設備の増設作業が実行された矢板駅。明治前半に創設されているため、2016年の秋に開業から130周年となる記念日を迎えています。旅客駅であると同時に貨物駅として長い実績を持っており、オフレールステーションが併設されています。終戦後しばらくの間は、近隣に所在した製材所から大量の材木が出荷されていました。
矢板市は農地や手つかずの緑地が多く残る自治体ですが、矢板駅の周辺は建物が密集して中心市街地を形成しています。駅の近くにアクセスしていただくと、市役所や県の庁舎、総合病院といった施設をまとめてご利用できます。駅の東側は近年、開発計画が進行しています。それとは対照的に駅の西側は、まだ数十年前と変わらない光景が広がっています。
矢板駅は数々の幹線道路に囲まれるように立地する駅です。国道4号線や461号線、県道であれば25号線・30号線・236号線・271号線などをご利用いただけます。バス乗り場は駅の東口および西口双方につくられています。市営のコミュニティバスがその大半を運行していますが、しおや交通が手掛ける路線も多少お使いいただけます。
矢板駅は、JRの宇都宮線に所属する駅です。管内では、通勤快速および「快速ラビット」が停車する駅に指定されています。上り方面にお出かけになる場合は、約20キロ離れた宝積寺駅が最寄りの中継地点となるでしょう。宝積寺駅は、烏山線へのお乗り継ぎが実現する駅です。宝積寺駅から2区間進むと宇都宮駅に到着します。宇都宮駅では日光線のほか、東北新幹線・山形新幹線をお使いいただけます。
矢板駅の利用率は、徐々に低下しています。1日平均の乗客数は、2006年までは3000人以上を維持していました。その後は、2013年に1回だけ3000人を上回ったもののゆっくりとした減少が続いています。
矢板駅の近隣で介護施設への入居をお考えの場合は、駅から10キロ圏内をじっくりとチェックすることが大事です。駅から1~2キロ以内といった近場に建てられた施設を発見することは十分に可能です。しかし、8キロくらい遠くに建てられた施設の中にも、評価の高いところが何軒もあります。
施設のジャンルについては、介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、そしてグループホームなどが人気を博しています。入居コストに関しては、高額の施設と低額の施設の両方が見つかります。支払い方式に関しては、変動制の場合と固定制の場合の2通りがあります。











