旧彦根藩のお膝元。最近は駅のそばがよく整備されています
彦根駅のシンボルといえば、駅前に建立されている井伊直政の騎馬像を思い浮かべる方がたくさんいることでしょう。彦根駅は実際に、かつて彦根藩の中心市街地がつくられていた場所に建てられており、開業からすでに120年以上が経過しています。駅のそばは、市役所をはじめ、市の行政や経済を支える施設などが集中しています。そして、彦根城およびその周辺の史蹟や観光スポットはよく保存されており、観光の目玉となっています。駅の東側は鈴鹿山脈が延びているため、手つかずの山林が駅のそばまで迫っています(その一方で、彦根城の先を西進するとじきに琵琶湖の東岸に到着するのですが)。彦根駅を出てからバスに乗りたい場合は、近江鉄道の傘下にある会社(湖国バス)が運行する路線をたくさん選べます。高速バスに関しては、JRバスグループや西武観光バスが管轄する路線を駅付近で使えます。彦根駅は、JRの琵琶湖線と近江鉄道の本線が接続する駅です。琵琶湖線の管内では、新快速が停車する駅に選ばれています。隣には米原駅がありますが、この駅は東海道本線および東海道新幹線への乗り換え場所として有名です。反対方向に目を向けたときは、最寄りの乗り換え地点となるのは6区間離れた近江八幡駅でしょう。この駅では八日市線に乗り換えできます。近江鉄道の本線側では、最寄りの乗り換え地点となっているのは3区間離れた高宮駅でしょう。この駅は、多賀線と接続しているからです。彦根駅の周辺は、今世紀に入ってから再開発計画が進められました。特に東側はこの10数でだいぶ変わっています。この影響から、過去10数年における彦根駅の利用率は回復傾向にあります。1日あたりの乗客数は、JR側では2007年に10000人を超えました。近江鉄道側では2006年に1000人を突破したことが報告されています。彦根駅の近辺の風景は、急速に変わっており、新しい建物などが誕生して便利になっていますが、介護施設を探すときは湖や山林に東西を挟まれた地形であることを絶えず念頭に置く必要があります。最初に施設を探す際は、駅から3~4キロ圏内をじっくりと探すとよいでしょう(ただし、施設数が多くなるのは駅から2キロくらい離れたあたりからです)。施設のタイプに関しては、グループホームの多さがとても目立ちます。それ以外であればサービス付き高齢者向け住宅や介護付き有料老人ホームなどを発見できるチャンスがあります。入居一時金・月額使用料の平均額は10万円台になると思われます。






































