関西国際空港の開港に合わせて設立された駅です

近畿地方の空の玄関口として、並外れた知名度を持つ関西国際空港。開業してからまだ四半世紀と経っていませんが、今では首都圏の成田空港や羽田空港に劣らない風格を備えています。関西空港駅は、その開港とほぼ同じ時期に設立された駅で、営業を開始してから6年後に、1回目の関西の駅百選に選出されました。
関西空港駅がある場所は、大阪湾に突き出た人工島の中です。島内にあるのは空港関係の施設のみ。空港のターミナルビルや大阪国際郵便局が建てられています。空港と連絡通路でつながっているエアロプラザは、たくさんの施設が入居している複合施設です。飲食店・宿泊施設・コンビニエンスストアのほか、歯科診療所やレンタカー店などをご利用できます。無料で開放されている休憩所へのお立ち寄りも可能です。
関西空港駅に到着後に、バスへの乗り換えをする際は南海バスグループが管理する営業所で待つと良いです。現在は、10を越える系統が運行されています。
関西空港駅は、南海電鉄の南海空港線とJRの関西空港線が接続する駅で、どちらの路線も、全部で3駅しか所属していない小規模な路線です。南海空港線の管内では、発着駅の泉佐野駅を介して南海本線へ乗り換えができます。関西空港線の管内では、発着駅の日根野駅を経由して阪和線へ乗り継ぎが可能となります。
関西空港駅の利用率は、開業の翌年に急成長を遂げました。しかしその後はしだいに微減傾向に転じます。1日あたりの乗客数は、南海側・JR側を合算すると2000年までは2万人を超えていたことが判明します。その後は1万5,000人~1万7,000人の間で推移する年が中心的になりました。もっとも近年は再び増加しており、2014年から連続して史上最多の人数を記録しています。
関西空港駅がある場所は、一般的な住宅地を建設できる地域ではありません。このため介護施設を探す場合は、泉佐野市内の沿岸地域を中心に、駅から数kmはなれたあたりを調べていただく必要があります。施設が見つかりやすくなるのは駅から約7km離れたからとなります。最初は駅から10km圏内をめどにしてはいかがでしょうか。
施設の種類に関しては、グループホームが一番よく見つかります。高齢者住宅やサービスつき高齢者向け住宅の軒数も増加しています。介護付有料老人ホーム・住宅型有料老人ホームもある程度は発見可能です。