次世代の住宅街の中心となる駅。入居金の安い老人ホームも続々登場

国道1号線や近畿自動車道、それから大阪府道13号京都守口線……と、幹線道路も近くを通っており、車両での移動は難しくありません。このためかバスも発達しており、京阪バスが運行する路線が駅前のロータリーおよび少し離れた位置にある停留所に数本乗り入れています。関西国際空港および淡路・徳島に向かう高速バスもあるため、これらの場所に行く用事ができたときは頼りになります。
この駅を通っているのは、大阪市営地下鉄の谷町線と大阪モノレール線です。地下鉄の谷町線側から乗車すると、八尾南駅まで30以上の駅に降車できます。この中で大事な駅となるのは、東無枝駅と天王寺駅でしょう。それぞれ、5本以上の各線に乗り換えが可能だからです。比較的近場で取り上げるなら、天神橋筋六丁目駅に注目したほうがいいかもしれません。この駅では、堺筋線や阪急千里線に乗り移るチャンスがあります。なおモノレールについては、すぐ隣の門真市駅が終着駅となります(京阪本線に接続しています)。発着駅となるのは大阪空港駅ですが、それまでの間に20以上の駅があります。
この駅の利用率は、特に2000年代前半に急激に伸びたと考えられています。その後は勢いが落ちたものの、まだ1日当たりの乗降客数は増加傾向にあります。2008年から2011年まで連続して、合計39000人台を記録していましたが、とうとう2012年に40000人の大台に乗りました。
守口市は、高齢化率の伸び方が近年顕著です。あらゆる方面で高齢者福祉政策がはじまっています。ただし、特別養護老人ホームなどの施設は土地の問題などがあって対処が難しく、当分の間数が増えることはないかもしれません。
市民に求められるのは、民間施設を中心に探すことと利用することでしょう。大日前駅の周囲で探す場合、入居一時金の幅が広い施設がけっこう出てくるものの、安いと0円やそれに近い価格になるチャンスがあります。このような施設の場合、月額使用料が反比例する形で高くなるのが常識ですが、このあたりの場合は月額使用料の最高額もあまり高くないという珍しいケースをそこそこ確認できます。先入観にとらわれずに施設探しをするとよいでしょう。