此花区役所や此花区民ホールの最寄り駅です

2014年の夏の盛りの時期に、開業から90周年となる節目の日を迎えた千鳥橋駅。開設から40年の間は、終着駅として使われていました。現在までずっと阪神電鉄の管理下にある駅ですが、所属する路線名は数回変化しています。
駅が所在する場所は、正蓮寺川と(新)淀川などに挟まれた市街地です。此花区の役所をはじめ、公営の施設が数種類集まっています。集合住宅や団地なども駅の北部を中心につくられており、住宅環境は完成されています。
千鳥橋駅のすぐ北側は、阪神高速2号線が通っており、また国道43号線および北港通に近接しているので、タクシーやマイカーによる送迎をお願いしたい場合は、どちらかの車道を使うと便利です。近くに置かれたバス停留所に乗り入れている路線バスは、10種類近い系統にわけられ、それらの運行はすべて市営のコミュニティバスによって提供されています。
千鳥橋駅は、阪神なんば線の管内においてほぼ中間地点に位置する駅です。隣駅である西九条駅から終着駅である大阪難波駅までは、乗り換え先を持つ駅ばかりが連続します(そしてこれらの駅は、快速急行が停車するという共通点も持ち合わせています)。
たとえば西九条駅ではJRの桜島線および大阪環状線への乗り継ぎを狙えます。最大の乗り換え場所となっているのは大阪難波駅ですが、この駅は大阪市営地下鉄の各線(御堂筋線・千日前線・四つ橋線)や南海電鉄の各線(本線および高野線)、近鉄難波線やJRの大和路線と接続しています。
千鳥橋駅の利用率は、今から約10年近く前まで低下していました。しかしその後は一転して回復しています。1日あたりの乗降客数を調べると、1999年に6000人未満に、その3年後に5,000人未満に落ちていたことが明らかになります。2006年以後は連続して4,500人以下となりましたが、2010年以降はずっと6,000人を超えています。
千鳥橋駅の周囲は、介護施設が突然探しやすく変わった地域のひとつです。駅から1km以内、あるいは徒歩10分圏内に限定して探しても、あまり時間をかけずに複数の施設を発見できます。
施設ついては、住宅型有料老人ホーム・グループホーム・介護付き有料老人ホームがあります。駅からとても近い施設に対しては、「コストが高くつく」というイメージがあるかもしれませんが、少なくとも現在の千鳥橋駅エリアに限るならそのイメージはあてはまりません。月額使用料が10万円台の施設が増えています。