駅を出たところに、ガソリンカー慰霊碑が建立されています

安治川のほとりに建てられている安治川口駅。駅の建設工事が開始されたのは19世紀の終わりであり、すでに120年もの歴史を背負っています。当初から旅客と貨物の双方を輸送してきた駅であり、現在もそれぞれの目的で活用されています。
駅がある場所は安治川の河口、大阪湾に非常に近い工業地帯です。新日鐵の製鋼所や住友化学・住友電気工業の工場などが立ち並ぶ一帯に面しています。ただし駅の北側は、郵便局や小学校といった一般的な公共の施設が所在しており、集合住宅が通りに沿って立ち並ぶ光景をご覧になることも可能です。
安治川口駅は、阪神高速2号線の南に位置する駅。この2号線をたどって西側に移動していただくと、5号線に簡単に乗り入れできます。駅前に設置されているバス停留所で待つと、市営のコミュニティバスに乗車できます。
安治川口駅はJRのゆめ咲線に所属する駅です。この路線は、現在のところ駅の総数が片手の指で簡単に数えられる程度しかありません。発着駅である西九条駅は、すぐ隣にあり、大阪環状線や阪神なんば線に乗り継ぎができます。もうひとつの隣駅は、ユニバーサルシティ駅です。この駅は、近畿地方を代表する娯楽施設であるユニバーサル・スタジオ・ジャパンへの最寄り駅として有名になりました。
安治川口駅の利用率は、工場に通勤する勤労者が毎日のように訪れるためとても安定しています。1日の乗客数は、今世紀に入ってから微増している様子を確認できます。2005年に1万1,000人を上回り、その3年後に1万2,000人を超えました。
安治川口駅がある場所は、臨海地帯である上に大企業の事業用地に取り囲まれています。したがって、介護施設をお探しになるときは駅からの方角や距離をよく確認しておくと良いです。駅から徒歩15分圏内や、駅から5~6kmくらいまでの距離を範囲に入れておくと良いです。
施設の種類については、なかなか多様性に富んだ施設といえます。見つかりやすいのはグループホームと介護付有料老人ホームですが、高齢者住宅・サービス付高齢者向け住宅・住宅型有料老人ホームへも入居できます。